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(回答先: 石油法案立ち往生 イラク 難航続けば政権崩壊も【東京新聞】 投稿者 そのまんま西 日時 2007 年 7 月 09 日 21:33:59)
石油法案の黒幕(仕掛け)はイラクの石油支配を狙うブッシュです。
同法案によって、意のままにならない石油の国営化を解体し、3地域に分断したうえ、欧米(実態は米国)の多国籍企業が雪崩れ込める状況をつくり、埋蔵量世界第3位のイラクの石油利権を牛耳ることにあります。イラクをクルド、シーア、スンニ各派3地域に区分して石油を割譲するという、いかにも宗派・地域間の公平性・民主性を計る法案かのように、西側・国内メディアに報道させていますが、実態はいわゆる分割統治による弱体化を利用した米国の石油支配の策略です。
この石油支配がイラク戦争の真の狙いだということは今では誰も知っています。従ってブッシュにとっては石油法の自国に都合いい形の成立は最大関心事です。この法案を米国の意のままの形で落着させるため、米軍は内戦を策謀(イラク分裂を促進させるため)しながら居座りつづけ、米国の干渉を維持しておかなければなりません。イラク撤退の時期もこの法案の行方次第ということです。
もちろん、撤退・規模縮小の際の表向きはイラク軍整備に伴う治安権移譲とか、悪業を覆い隠すための別の理由をいろいろ用意するわけです。
こういった背景を意図的に報じない国内メディアは、イラクの石油法に纏わる問題を正しく把握出来ません。単にイラク国内問題であるかのごとく印象操作された国内報道に騙されないためには、対立側情報や国際情勢分析の複読が重要になります。
イラク石油利権をめぐる策動 [田中宇の国際ニュース解説2007/4/17]
http://tanakanews.com/070417iraq.htm
レジスタンスが石油法賛成議員に警告 [イラク情勢ニュース2007/07/02]
http://geocities.yahoo.co.jp/gl/uruknewsjapan/view/20070702/1183378461
米国が執着するのは治安か石油か?[ロサンゼルス・タイムズ2007/5/13]
http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/2007_US_pressure.html
西側企業に石油利権を与える[解放のゆくえ イラクは今・・・2007/1/14]
http://www.geocities.jp/tomesannew/uruknews-shiro_yamamoto_0114-2007.html
やはり戦争の目的は石油?[解放のゆくえ イラクは今・・・2007/3/11]
http://www.geocities.jp/tomesannew/uruknews-shiro_yamamoto_0311-2007.html