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(回答先: 中国農業銀行・・・ 不良債権率は23.43% 、新行長に中国人民銀行の項俊波副総裁(50) 【中国情報局】 投稿者 hou 日時 2007 年 7 月 09 日 20:02:46)
江沢民の無礼を忘れてはならない【依存症の独り言】
2005/07/22
中国が、やっと人民元を切り上げた。しかし、上げ幅は米ドルに対して、わずか2%で
ある。
(以下引用)
中国経済の実力から見て、10%以上の大幅な切り上げが必要との見方が一般的だった。切り上げ幅が2%だったことで、「この程度だと、追加切り上げが必至と見た資金が人民元に集中し、為替市場が混乱に陥る可能性がある」との懸念が市場関係者の間に広がっている。また、「今後も米国からの切り上げ圧力は弱まらない」(第一生命経済研究所の熊野英生・主席エコノミスト)との見方が根強い。
人民元切り上げ:国際化に向け一歩 世界経済混乱要因にも
(2005年7月22日 毎日新聞)
(以下引用)
今回の切り上げ幅がわずか2.1%にとどまったのは中国経済のソフトランディング(軟着陸)を狙った結果だ。中国経済は「9%成長」を続けているものの、国内には多くの不安定要因が残っている。いまだに総貸出額に占める不良債権の割合が15%を超える
四大国有商業銀行、沿海部と農村部の貧富の差の拡大−。切り上げによって人民元高が進むと、競争力の劣る中小企業が淘汰(とうた)され、中国経済の失速を招きかねない。
人民元切り上げ 中国「柔軟に調整」 1ドル=8.11元、予想下回る2%
(2005年7月22日 産経新聞)
日米欧が求めているのは「単純な切り上げ(バスケット制)」ではなく「柔軟な人民元
相場」、つまり人民元の「変動相場制」への移行である。これでは、「9月に訪米を
予定する胡錦濤主席が、不利な立場に立たされないように」(読売社説)という、
小手先の政治的配慮に過ぎないと思われても仕方がない。
産経は「中国経済のソフトランディング(軟着陸)を狙った結果」だというが、、「この程度だと、追加切り上げが必至と見た資金が人民元に集中し」(毎日)、かえってバブルを
煽ることになる。
中共政府は加熱する一方のバブルの危険性を十分に認識しているはずである。にもかかわらず、それに逆行するような施策しか打てない。
それは、為替リスクを避けるための手段(リスクヘッジ)である為替先物市場が、まだ
整備されていないという技術的な事情もある。しかし最大の理由は、変動相場制へ
移行することによって、「いまだに総貸出額に占める不良債権の割合が15%を超える
四大国有商業銀行」(産経)が、市場の影響力に翻弄され、金融システムの崩壊=
中国経済の崩壊に直結することへの恐怖感であろう。
谷垣禎一財務相が言うように「2%切り上げは初期値であり、まだスタート時点」(日経)というのが大方の見方である。「今後も米国からの切り上げ圧力は弱まらない」
(毎日)。これから先がどうなるか、「乞うご期待」である。
したがって、この程度のことで「人民元切り上げ」を気合を入れて論評する気にはなれ
ない。
今日も、時事とは違う内容の記事をメインにしたい。
※四大国有商業銀行の不良債権の割合は20%前後というのが、大方の見方である。(筆者)
江沢民の無礼を忘れてはならない
平成10年(1998年)11月26日の宮中晩餐会で何があったか?覚えておいでの方も
多いと思うが、知らない方も結構いると思われる。この時のニュースを視て中国が嫌いになった方も多いはずだ。
何があったのか?それは、中国国家元首による天皇陛下に対する侮辱行為である。
この出来事を忘れてはならない。今の中共の本質を理解する上で欠かせないからだ。
この日の夜、国賓として来日した中国の江沢民国家主席(当時)夫妻を歓迎する天皇・皇后両陛下主催の宮中晩餐会が、「豊明殿」で約150人が出席して開かれた。
この席で陛下は、「貴国と我が国が今後とも互いに手を携えて、直面する課題の解決に力を尽くし、地球環境の改善、人類の福祉、世界の平和のため、貢献できる存在であり続けていくことを切に希望しています」と歓迎の辞を述べられた。
これに対し、中山服(人民服)という平服姿で臨席した江沢民は、「日本軍国主義は対外侵略拡張の誤った道を歩み、中国人民とアジアの他の国々の人民に大きな災難をもたらし、日本人民も深くその害を受けました。『前事を忘れず、後事の戒めとする』と言います。われわれは痛ましい歴史の教訓を永遠にくみ取らなければなりません」と、仏頂面で答礼を返したのである。
何という無礼、何という傲岸不遜な態度。日本国の象徴である天皇陛下の前で、相手国の元首が取る言動ではない。こういう厚顔無恥な元首は江沢民が最初で最後である。
1992年に訪中された陛下は、「わが国が中国国民に対して多大な苦難を与えた不幸な一時期がありました。これは私の深く悲しみとするところであります」と最大限のお詫びの言葉を述べられている。その事実を踏まえていながら、宮中晩餐会という特別な席で常軌を逸した発言を平気でしたのである。
これは、江沢民が外交儀礼を知らないとかいうレベルの話ではない。まさに中共の
本質、中共の対日観の発露なのである。
この晩餐会に臨席した中川昭一経産相(当時農水相)は、後日、「天皇陛下の御前での江沢民の傲慢な態度を見て、我慢ならなかった」と語っている。
このような人物が、つい最近まで最高指導者であり、今も隠然たる力を持っていると
いわれる国と、どうやって友好関係を築くというのか?
江沢民は、翌27日の小渕首相(当時)主催の晩餐会でも「前世紀末から日本軍国主義がいく度も中国を侵略する戦争を起こし中国人民に巨大な損害をもたらした。歴史を
教訓とし悲劇の再発を防止してこそ、友好を発展させることができる」という答礼を返している。
このような非礼極まりない江沢民に、日本政府は3900億円もの円借款をお土産として持たせたのである。帰国後江沢民は、歴史問題で徹底的に日本を叩き、謝罪のしるしとして経済援助を3900億円も取ってきましたよ、と自らの実績をアピールしたことであろう。
何ということだ。私は当時のニュースを視て憤慨した口だが、改めて調べ直してみて、更に怒りが大きくなった。
ただ、実はこの頃から、我が国の対中外交の変化が始まったことも事実である。
小渕首相は江沢民との首脳会談で、「三つのノー」(注−1)や「日米安保条約から台湾条項をはずす」ことを共同声明に入れるという中国の要求を拒否した。
「過去に対する中国への謝罪」を共同声明に入れることも拒否し、口頭での謝罪にとどめた。
政府開発援助(ODA)も、それまでの「5、6年ごとに総枠を決める」というやり方から、
他の国と同様に「1年ごとに額を決める」方式に変更し、金額も減らすことで合意した。
これらに怒った江沢民は、3900億円もお土産をもらったのに、何と共同声明に対する
署名を拒否したのである。ここまでくると、何と言ったらよいのか言葉が思いつかない。
この陛下を侮辱した傲岸不遜な江沢民の石碑を建てようとした政治家がいる。「郵政民営化に関する特別委員会」の委員長を務める自民党の二階俊博である。
二階俊博は、自らの選挙区である和歌山県田辺市の新庄総合公園という所に、江沢民が書いた「登高望遠睦隣友好」という「書」と、江の「重要講話」が中国語で刻まれた
石碑を建てようとした。
石碑建設を機に、南紀白浜空港に中国からチのャーター便を誘致するのが目的だった。石碑の正式な名称は、「日中国交正常化30周年記念碑」という。2003年の話である。
しかも二階俊博は、「江沢民碑」を全国に建立するための呼びかけも行っていた。新東京国際空港公団、東京駅、青森県、福岡県、大阪府などから申し出があったという。
にわかには信じがたい話だが事実である。何という呆れた話、呆れた政治家であろう。「週刊新潮」等が批判記事を書いた影響もあって、この国辱的な計画は頓挫したようだが、頓挫したからといって許される話ではない。
二階俊博は小沢一郎の子分だったが、自自公連立政権の崩壊とともに小沢と袂を分かつ。その後、保守党国会対策委員長に就任。自公保連立政権時代は、自民党国対委員長の古賀誠(当時)、公明党国対委員長の草川昭三(当時)と「ダンゴ三兄弟」と呼ばれるほど親密になり、野中広務の別働隊になった。
野中、古賀、草川、みんな親中・媚中派である。二階も含めて、こういう連中は、さっさとお払い箱にしなければならない。
http://banmakoto.air-nifty.com/blues/2005/07/post_28d6.html