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(回答先: 金融政策維持を全員一致で決定 日銀会合【東京新聞】 投稿者 そのまんま西 日時 2007 年 6 月 16 日 22:43:17)
「為替」 日本の低金利継続観測に円安値更新123.66円/165.27円、原油続伸68.30ドル/ニューヨーク外国為替市場概況
6月16日6時34分配信 フィスコ
「日本の低金利継続観測に円安値更新123.66円/165.27円、原油続伸68.30ドル」ニ
ューヨーク外為市場概況 2007年6月16日(土曜日)−株式会社フィスコ 平松京
子/片山 善博
[ニューヨーク外国為替市場概況]
*06:32JST 「日本の低金利継続観測に円安値更新123.66円/165.27円、原油続伸68.30ドル」
【ロンドン市場概況】
15日のロンドン外為市場では、福井日銀総裁の利上げに対する姿勢がやや引いた
と感じられる発言を受けて、ファンド筋の円売りが続き、ドル・円は123円29銭から
123円49銭まで上昇、ユーロ・円は164円18銭から164円44銭まで上昇し、ポンド・円
も242円81銭から243円25-30銭レベルまで上昇した。欧州通貨は米国経済指標の発表
待ちで全体的に小動きになり、ユーロ・ドルは1.3308ドルから1.3319ドルで、ポン
ド・ドルは1.9693ドルから1.9709ドルで、ドル・スイスは1.2443フランから1.2459
フランで取引された。
【経済指標】
ユーロ圏・4月貿易収支:+18億ユーロ(3月+76億ユーロ←+74億ユーロ)
【要人発言】
特に無し
【ニューヨーク市場寄付】
ドル・円:123円51銭、ユーロ・ドル:1.3316ドル、ユーロ・円:164円43銭、ポン
ド・ドル:1.9700ドル、ドル・スイス:1.2456フラン
【ニューヨーク市場概況】
15日のニューヨーク外為市場では、ドル・円は米5月コアCPIの低下を受けた金利低
下に伴い一旦123円35銭まで下落したが、日本の低金利継続観測やクロス・円絡みの
買いに123円66銭まで上昇し4年半ぶりの最高値を更新し、123円45銭前後で取引を終
えた。
ユーロ・ドルは欧米の金利差縮小やユーロ・円絡みの買いに1.3311ドルから1.3388
ドルまで上昇し、高値圏で引けた。ユーロ・円は欧日の金利差拡大観測や株式市場
の続伸を受けたキャリートレード加速に164円38銭から165円27銭まで上昇しユーロ
導入来の最高値更新した。ポンド・ドルは1.9695ドルから1.9780ドルまで上昇し、
ドル・スイスは1.2456フランから1.2411フランまで下落した。
【FF先物米金利変更織り込み率】
6月までの利下げ確率:0%で変わらず
9月までの利上げ確率:2%で変わらず
年内の利上げ確率:2%←4%
【原油市場】
原油相場は大幅続伸し、昨年9月以来初の68ドル台に乗せた。製油所の稼働率伸び悩
みに伴う夏場のガソリン供給懸念や米国の景気改善による原油需要の増加観測が買
い材料となった。また、イランが国連安保理のウラン濃縮計画中止の要求を退けた
ことによるイラン情勢の先行き不透明感も引き続き材料視されて終日堅調な展開と
なった。NY原油先物価格は約9ヶ月ぶりの高値水準となる68.30ドルまで上昇し、
68.00ドル(前日比+0.35ドル、+0.5%)で取引を終えた。なお、今週の原油価格の
騰落率は+5.0%。
【株式市場概況】
NY株式相場は上昇。5月消費者物価指数が0.7%上昇となったものの、食品やエネル
ギーを除くコア指数が0.1%上昇にとどまったことで長期金利が低下。これが好感さ
れ終日堅調な展開となった。セクター別では、半導体・同製造装置や自動車・自動
車部品が上昇する一方で電気通信サービスや家庭用品・パーソナル用品が軟調。ニ
ューヨーク商業取引所のナイメックス(NMX)は、身売りを検討していることが明らか
となり1.7%高。ダウ・ジョーンズ(DJ)はニューズ・コープ(NWS)から買収提案を受
けている問題で新たにピアソンPLC(PSO)が入札を検討しているとの報道で上昇。イ
ンテル(INTC)はゴールドマン・サックスが投資判断を引き上げた4.3%高となった。
ダウ構成銘柄では、新型ディーゼル・エンジンの開発に1億ドルを投資することを明
らかにしたゼネラル・モーターズ(GM)が上昇。結局ダウは85.76ドル高の13639.48、
ナスダックは27.30ポイント高の2626.71で取引を終了した。再来週のFOMC(連邦公開
市場委員会)に向けて、来週も引き続き金利動向に注目が集まりそうだ。
【通貨オプション】
オプション市場では、短期物は週末要因に売りが先行し、1ヶ月物変動率は、
6.350%から6.250%へ低下するものの、期日物は、連日、円の安値を探る展開を受
けて堅調に推移し3ヶ月物は6.425%から6.575%、6ヶ月物は6.725%から6.825%へ
それぞれ上昇した。1年物は6.900%で昨日と同水準を維持した。
リスクリバーサルでは、円先安観が強まった事で、円コール買いが弱まり、1ヶ月物
は+1.000%から+0.900%、3ヶ月物は+1.250%から+1.100%、6ヶ月物は+1.375%か
ら+1.225%、1年物は+1.475%から+1.325%へそれぞれ縮小した。
【経済指標】
米・5月消費者物価指数(CPI):前月比+0.7%(予想+0.6%、4月+0.4%)、前年比
+2.7%(予想+2.6%、4月+2.6%)
米・5月コアCPI:前月比+0.1%(予想+0.2%、4月+0.2%)、前年比+2.2%(予想
+2.3%、4月+2.3%)
米・6月NY連銀製造業景気指数:25.8(予想10.8、5月8.0)
米・1-3月期経常収支:-1926億ドル(予想-2010億ドル、前期-1879億ドル←-1958億
ドル)
米・4月対米長期証券投資:841億ドルの資金流入(予想同720億ドル、3月同512億ド
ル←676億ドル)
米・4月対米証券投資トータル:1118億ドルの資金流入(予想同550億ドル、3月同
301億ドル←450億ドル)
米・5月鉱工業生産:前月比+0.0%(予想+0.2%、4月+0.4%←+0.7%)
米・5月設備稼働率:81.3%(予想81.6%、4月81.5%←81.6%)
【要人発言】
イエレン米サンフランシスコ連銀総裁(投票権無)
「債券利回り上昇は“謎”の解決とならず」
「米経常赤字は世界成長のリスク」
「キャリートレードは投資家に取りリスク」
バーナンキ米FRB議長
「銀行の役割低下の中で、連銀の政策は引き続き効果的」
「グローバル化はショックの軽減につながる可能性」
パパデモス欧州中銀副総裁
「長期金利の上昇がインフレ期待の上昇を示している兆候はみられない」
パラモ欧州中銀専務理事
「中央銀行は政策決定上、金融市場の見通しに束縛されたり依存し過ぎてはならな
い」
ロート・スイス中銀総裁
「スイスフランは“セーフへブン・安全通貨”としての地位を失っていない」
「インフレリスクは警戒」
【東京市場終値-ニューヨーク市場終値】
為替市場: (始値) (高値) (安値) (終値)
ドル・円 123.32 123.66 123.29 123.44
ユーロ・ドル 1.3316 1.3388 1.3308 1.3388
ユーロ・円 164.21 165.27 164.18 165.27
ドル・スイス 1.2449 1.2469 1.2411 1.2413
ポンド・ドル 1.9695 1.9779 1.9693 1.9762
株式市場:
NYダウ 13556.65 13688.66 13556.49 13639.48
ナスダック 2629.83 2630.51 2620.72 2626.71
債券市場: (始値) (終値)
米国債 2年物 5.086 5.022
米国債10年物 5.222 5.165
米国債30年物 5.301 5.260
先物市場:
NY金先物 654.1 659.5 654.0 658.7
NY原油先物 67.70 68.30 67.48 68.00
シカゴ日経平均先物 18215 18215 18170 18180
最終更新:6月16日6時34分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070616-00000001-fis-brf