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金融政策維持を全員一致で決定 日銀会合【東京新聞】
2007年6月15日 夕刊
日銀は十五日、金融政策決定会合を開き、短期金利(無担保コール翌日物)を年0・5%前後に誘導する現行の金融政策を維持することを全員一致で決定した。同日午後に福井俊彦総裁が記者会見し、決定の理由や景気認識などについて説明する。
国内経済は、二〇〇七年一−三月期の国内総生産(GDP)の改定値が上方修正されるなど景気の拡大が続く一方、生産や消費者物価で弱さも出ている。金融市場では円安が進み、長期金利が上昇している。決定会合で政策委員は、景気の先行きに加え金融市場の動きによる影響なども見極める必要があると判断し、金融政策の現状維持を決めたとみられる。
日銀は、次回七月の決定会合までに出る日銀短観や経済指標などを通じて景気の拡大を再確認し、追加利上げを判断する。市場関係者の間では夏にも追加利上げがあるとの見方が広がっている。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/news/CK2007061502024408.html