★阿修羅♪ > 国家破産50 > 697.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
(回答先: コムスン 悪評だらけ、でも頼みの綱 [産経新聞] 投稿者 white 日時 2007 年 6 月 07 日 10:12:24)
□「助かっていたのに」 コムスン指定打ち切り ヘルパー替え難い 利用者、家族ら不安 [西日本新聞]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070607-00000002-nnp-l40
「助かっていたのに」 コムスン指定打ち切り ヘルパー替え難い 利用者、家族ら不安
6月7日10時7分配信 西日本新聞
訪問介護最大手「コムスン」の事業所指定打ち切りを厚生労働省が通知した6日、介護サービスの利用者やその家族に今後への不安が広がった。24時間対応のサービス提供で急成長を遂げたコムスン。「助かっていたのだが」「せっかくヘルパーとなじみになったのに」。利用者は全国で約6万人に上るとみられ、自治体の担当者も「利用者へのサービスが途切れないようにしなければ」と、情報収集などの対応に追われた。
「最大手だから安心して頼んでいた。不正をしていたなんて」
北九州市内の介護施設に入所している母親(81)がコムスンの介護タクシーを使っている同市小倉北区の自営業女性(46)は、同社の処分を聞くと言葉を詰まらせた。
母親は在宅していた今年1月まで、コムスンの訪問介護も利用していた。女性は「ヘルパーさんが毎朝4時、おしめ交換に来てくれた。コムスンのように24時間対応してくれる事業所はなかなかない。在宅介護は家族の負担が大きく、ありがたかったのに」と困惑していた。
福岡県久留米市の自営業男性(51)は、コムスンに父親の訪問介護や入浴を依頼。「早めに他社に変えたい」と話すが「父はヘルパーが話し掛けたときだけ笑みを見せるほど信頼関係ができている。今さらヘルパーを代えるのは難しい」と複雑な表情を見せた。
福岡市東区に住む無職男性(65)は、脳卒中で要介護5の寝たきりになり、訪問入浴や夜間の訪問介護サービスを利用している。妻(58)は「対応に不満はなかったので、びっくりしている。本人もスタッフとは顔なじみで安心だった。これからどうすればいいか、ケアマネジャーに早く相談したい」。
一方、同業者からは業界のイメージダウンを心配する声も聞かれた。福岡市博多区の在宅介護サービス事業所の経営者男性は「処分は当然だが、まじめにやってきた同業者まで利用者から疑いの目で見られかねない。いい迷惑だ」と苦々しげに言った。
また、福岡県大牟田市役所幹部は「24時間対応ができる事業所はまだ少ない。福祉行政としてもコムスンは『頼れる業者』だ」と評価した上で「利益ばかりを追求する企業風土が強く、理念が違うと思っていた。やっぱり不正があったのかというのも正直な印象」と話した。
福岡県八女市役所の介護保険係には6日午後、同市内のコムスンの事業所から男性ケアマネジャーが訪れ、指定打ち切りを担当職員に説明した。ケアマネジャーは「できる限り利用者に迷惑をかけないように努力したい」と話したという。
=2007/06/07付 西日本新聞朝刊=
最終更新:6月7日10時7分