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http://www.rian-japan.com/news/details.php?p=514&more=1
北九州市とチェリャービンスクが姉妹都市締結へ
ロシア・ノーボスチ通信社、プラジャン・ルベン発。
日本とロシアの冶金工業都市の相互協力関係は、チェリャービンスク州に日本の実業界派遣団の構成の中で北九州市行政府代表団が初めて訪れた2005年の8月に開始された。視察訪問は、ロシア東欧貿易会(ROTOBO、現ロシアNIS貿易会)と政府組織の日本貿易振興機構(JETRO)により実現された。
すでに最初の会談で両者は、チェリャービンスク市と北九州市は多くの共通点を持っていることを確認し、協力が発展し技術と経験の交流が実現すれば両者にとって多くの利益をもたらすことを確信した。チェリャービンスクにとってまず第一に興味を引いたのは、日本側の環境問題解決の経験、特に「エコ・タウン」プロジェクトの経験だった。
本年5月には、チェリャービンスク代表団が日本へ返礼訪問し、東京と北九州でチェリャービンスク州のプレゼンテーションが行なわれた。南ウラルからの客は市長と面談し、チェリャービンスク市庁からの書簡を提出し姉妹都市関係の樹立の提案がなされた。
チェリャービンスクはさらに、「日産」、「三菱」、「エコ・タウン事業」の指導部、公式グル−プの代表者、日本の経済機構「経団連」そして(財)北九州国際技術協力協会「KITA」(カイタ)の代表者らと面談した。
5月の訪問の総括になったのは、本年10月の駐ロ日本大使を団長とする日本の公式及び実務界代表団によるチェリャービンスク州訪問に関する協定だった。
チェリャービンスク州は、ヨーロッパとアジアの国境、ウラル山脈の南部にある。同州の首都チェリャービンスク市には100万人以上が住んでいる。ロシアの連邦構成体の中で、チェリャービンスク州は、産業生産量では10番以内に入り、産業の主要分野は、鉄鋼業、非鉄金属業そして機械製作だ。2006年には、日本とチェリャービンスク州の対外貿易高は5237万ドルに達した。