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http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2008042501000599.html
【社会】
8月以降も全頭検査継続 BSE、実施自治体の8割超
2008年4月25日 17時29分
国産牛の牛海綿状脳症(BSE)検査をしている全国76自治体の8割を超す64道県市が、生後20カ月以下の牛の検査を国の補助金がなくなる8月以降も自主財源で続け、21カ月以上を含めた全頭検査を当面継続することが25日、共同通信の調査で分かった。
米国産輸入牛肉で特定危険部位の混入が判明し、牛肉の安全性があらためて問われる中、国産牛肉の安全性に消費者の信頼感は高まりそうだ。半面、これまでにBSEが見つからず「科学的には意味がない」(厚生労働省監視安全課)とされる20カ月以下の検査に掛かる自治体財政の負担を懸念する声も出ている。
「継続する」と答えた自治体は、検査キット代などの関係費用を2008年度の当初予算に計上。金額は検査頭数の違いによって、北海道の約3500万円から数万円の自治体まで幅はある。現在は国が全額補助しているが8月以降、すべて自治体負担となる。
(共同)
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