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http://news.www.infoseek.co.jp/top/story/02mainichiF0902e066/
<浜岡原発訴訟>「1、2号機停止を」東京高裁が和解打診へ (毎日新聞)
東海地震の想定震源域に建つ中部電力浜岡原発(静岡県御前崎市)を巡り、周辺住民らが中電に1〜4号機(出力総計361.7万キロワット)の運転差し止めを求めた訴訟で、東京高裁(富越和厚裁判長)は2日、第1回口頭弁論(19日)で双方に和解を打診する方針を示した。和解案は1、2号機の稼働を停止する内容とみられる。裁判で原発の運転が停止された例は過去になく、和解が実現すれば他の原発の安全性を巡る議論にも大きな影響を与えそうだ。
関係者によると、高裁は既に8月、双方に対して非公式に和解を促しており、その際に「想定東海地震が発生し、欠陥がないことが確認されるまで1、2号機の稼働を停止する」とする和解案の概要を提示していた。このため、今後もこの概要を軸に調整を進めるとみられる。
住民側は原発の耐震性に疑問を呈したが、1審・静岡地裁判決(07年10月)は「中電の安全評価に問題はなく、設計上の安全余裕は十分確保されている。原子炉運転で生命、身体が侵害される具体的危険があるとは認められない」と請求を棄却。住民側が控訴している。
関係者によると、裁判の進め方を話し合う2日の進行協議(非公開)で、高裁側は「1、2号機について、何らかの協定(和解)か取り決めができないか19日に示唆する」と述べ、第1回口頭弁論で和解を打診する方針を明らかにした。
1、2号機は70年代に稼働を開始したが、1号機は01年11月の配管の破断事故後、2号機は04年2月に定期検査入りしたまま、現在も運転を停止している。耐震補強工事などで3度、運転再開が延期されており、再開予定は11年。1審判決はこの両機についても安全性を認めていた。【銭場裕司】
【ことば】▽浜岡原発▽ 中部電力が静岡県御前崎市(旧浜岡町)に建設し、1号機は76年3月に運転を開始。その後、5号機まで順次、増設された。中電が持つ唯一の原発で、総出力は499.7万キロワット、5基とも沸騰水型(5号機は改良型)。4号機ではプルサーマル発電を計画している。5号機は提訴(03年7月)後に稼働したため、差し止め訴訟の対象になっていない。
[毎日新聞9月2日]
[ 2008年9月2日15時00分 ]
■関連資料
http://www.geocities.jp/ear_tn/
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