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2008年7月4日(金)
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ガラス固化トラブルに原燃困惑
万全を期して再開したはずだった六ケ所再処理工場のガラス固化体(高レベル放射性廃棄物)製造試験は、わずか一日でつまずいた。ガラス溶融炉のノズルから溶融ガラスが流れ落ちない今回のトラブルは、日本原燃にとって予想外の事態。三日、県庁内で会見した原燃の技術担当者は「何が原因か分からない」「一本目(の固化体製造)で起こるとは想定していなかった」と明かし、苦悩の表情を浮かべた。
前回の製造試験失敗後、原燃は溶融炉内での金属(白金族元素)の沈降抑制に重点を置き、対策を練って試験再開に臨んだ。しかし今回のトラブルは、炉の底にある流下ノズルという、これまで問題がなかった全く新しい個所での発生。
会見した原燃・再処理工場技術課の石原紀之副長は「今までとは違う事象であることは確かだ」と述べ、報道陣を前に「原因は調査中」「調べてみないと分からない」などと繰り返した。
原因が判明し、対策を終え流下を再開するまで、溶融ガラスは炉内に滞留したままとなる。
また、仮に機器の交換や修理が必要になった場合は、内部が強い放射線を発しているため遠隔操作での作業を余儀なくされる。その場合は試験終了が大幅に遅れる可能性もある。
市民団体「核燃料廃棄物搬入阻止実行委員会」の平野良一顧問は「先行施設である東海再処理工場の溶融炉そのものがいまだ開発途中であり、六ケ所で炉を運転しようとすること自体無理がある。スケジュールありきをやめ、炉の構造も含め施設を総点検するべきだ」と話している。
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