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(回答先: 大間原発周辺に活断層か、研究者が再審査の必要性を指摘(読売新聞) 投稿者 クマのプーさん 日時 2008 年 6 月 11 日 23:31:43)
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2008/20080611213245.asp
2008年6月11日(水)
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活断層、検討委で委員が検証提起
国の原子力安全委員会の調査・検討組織「地盤・地質に関する安全審査の手引検討委員会」が十一日、東京都内で開かれ、メンバーの中田高・広島工業大教授が、下北半島の北西沖の津軽海峡に未知の活断層が存在する可能性を指摘するとともに、電源開発が五月に着工した大間原発は、国の安全審査が適切でなかった恐れがあるとし、検証を提案した。同安全委の鈴木篤之委員長は「安全委がどのような議論をするか、あらためて報告する」と答え、対応を検討する意向を示した。
中田教授は、活断層が存在する可能性の根拠として(1)約十二万五千年前に形成された海成段丘(地盤の隆起や海水面変動でできる階段状の丘陵)が、大間原発建設地付近では六十メートルの高さにあるのに対し、約十キロ離れた佐井村内では三十メートルと、局所的な地殻変動がある(2)大間崎付近の地形に、急激に地盤が隆起した痕跡がある(3)佐井・仏ケ浦付近の海岸にも、地震で急激に地盤が隆起したとみられる典型的地形がある−などの点を挙げた。
また、海底地形データを示し、下北半島の北西沖に活断層の疑いがある直線的ながけが存在すると指摘した。
その上で「変動地形学者なら当然、活断層の存在を疑う地形が見過ごされたことは深刻」と強調。原発の耐震指針改定に伴い、段丘面の変形などに着目するとうたった安全審査の手引の理念が、大間原発の審査に反映していないと批判し、審査過程を検証するよう求めた。さらに、事業者側の資料に基づき審査する現行のシステム自体に問題があり、第三者による検証が必要だと述べた。
出席した委員からは、大間原発の審査は妥当だが、中田教授が指摘した情報は審査時の情報に含まれておらず再検討の余地があるという意見や、指摘にある地形は火山活動などが原因で他の解釈が可能という意見のほか、中田教授を支持する意見が出た。
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