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(回答先: 保険工学と現代的人間と生命の誕生。 投稿者 初哲学者 日時 2008 年 2 月 16 日 21:33:10)
保険の発生の歴史をたどると、リスクの回避です。
その本来の共済的な意味を離れて、「はじめに儲けありき」は、もはや、銀行保険業界だけに限りません。学校、病院、世の中全体、集団ヒステリーの様を呈しているのではないでしょうか。
しかし、「はじめに儲けありき」で、あまり保険料を高くすると、客が寄り付かないので、例えば生命保険の場合、平均寿命、事故死、疾病発生率, 会社の儲けを計算して、「支払える保険料」をはじき出すとおもいます。
それより、その有り余る資金力(客の金)で、あちこち投資をして儲ける、そしてその資金力が権力(一つの力という意味、政治的なものに限らない)になっているということです。
例えばその資金力を使って、マスコミに力を行使できるということ。
(オカシナ記事書くと、広告出しませんヨ)
以前、保険会社が請求のあった客に「難癖をつけて故意に支払いを拒否する」という記事がありましたが、保険会社の幹部、誰一人豚箱に入っていないようだ。
アメリカあたりでは、刑事訴訟、民事訴訟で、会社がつぶされてしまうだろう。
蛇足だが、追求しないマスコミは、スポンサー救済ということ。
日本「バナナ共和国」そのものです。
私は、本来的な意味で、保険制度がしっかりしていれば、貯金なぞあまり必要ないとおもっています。言うまでもありませんが、支払い可能の保険料が前提です。
初哲学者氏の興味は以下のことかな?
製造者責任保険(欠陥商品を作ってしまったときの訴訟に備えて)
医者保険(患者からの訴訟に備えて)
役員保険(役員責任、更迭に備えて)
損害賠償保険
犬猫保険(犬が噛み付いたり、噛み付かれたときのために備えて、あるかどうかしらないけど、、、)
各種保険を上手にかけることによって、人の行動の無責任をカバーしてくれる、金があれば、無責任を金で買えるということ?
世の中が物象化(この言葉の使い方にあまり自信がないのですが)しているということでしょうか?
戦争と原子炉に保険がかららないのは、起こりうるリスクが設定できないからです。
漫画の世界ですが、人殺しビジネスというものがあるとすれば、
「各国の料金表」は同じではないとおもいます。