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科学者同士、意見の相違があるのに素人のわれわれが結論なぞ出せるはずもない。
せいぜい、その「意見の違いを眺めている」間に、
九月の中旬で、三十度を越す暑さ連日続いても、もう何の不思議も感じない。
「本当に今年は暑いですねえ、人間だけかとおもったら、気候も狂ってますね、、、、は、は、は、じゃ、さいなら」
こんな無邪気な会話がいつまでも続けられることを望む。
われわれは、自身の生活が、「温暖化に一役買っている」のは、
「それぞれ、暗黙の了解事項」だろう。
CO2の排出と温暖化の無関係の意見の背景に、
自分の快適な生活を変化させたくない、自分自身を変えたくない
意識、無意識が、経済的格差を問わずあると思う。
自身が「この意見に乗っている間」は、自分の生活を省みる必要はない。
人間の生活様式、産業活動、CO2の排出が、地球の温暖化と無関係なら、
IPPC調査結果なぞ、「ご意見無用」さ。
トヨタは、環境云々して「ハイブリッドカー」を製造する必要はない。
飛行機をどんどん飛ばし、地球上のあらゆる珍味を、運送させれば良い。
森林つぶして、牧場こさえて、「マクドナルドご用達」の牛をもっと飼育すれば良い。
時計なぞ使い捨て、使って一年もすれば壊れてしまうような、電化製品をもっと造れば良い。
科学者でない私は、地球温暖化に関しては、主に新聞等からの知識の集積にすぎませんが、地球温暖化、環境破壊、そしてCO2の排出は分けて考えることができません。
蛇足だけど、BBCの科学欄を私は気に入っている。
思惑があるのは分かる。
原子力ロビー、そして、産業のグリーン化による今の経済体制の延命、ビジネスチャンス狙うグリーン産業投資筋。
環境キャンペーンを背景に、原発ロビーが見え隠れするのは分かる。
しかし、「エネルギー問題と原発へのリンクをはずす」のは、人の英知というものでないでしょうか?
われわれは、知っているはずだ。
われわれの、生活の仕方そのものが、「気候の一つや二つ」変えてもおかしくないことを。