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(回答先: 国民による国民の為の政治。(福祉体制が人間の能力を無力化させてはならない)@A 投稿者 秋吉悠加 日時 2007 年 12 月 11 日 08:53:24)
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収益事業ではない福祉行政事業。
福祉ではあるが、際限なく経費を要する分野である。
施設(や設備)を除いた運営面は国民市民側主体の運営で
(赤字を出さないよう、)収益事業にならないよう、注意を要する。
収益事業にすれば、必ずサービスに歪が生じるからである。
福祉政策の一環と、認められるものは、
その事業から税金を納める必要はないが、経営主体者も
経営者として決められた給料から、個人として所得税を納める。
福祉事業従労者は、一般の労働者と同じ条件,税率であり
国への貢献度は同じです。
福祉政策なので、事業による黒字には税が掛らない。
黒字決算については
事業内容の質の充実を図る事
利用者,個々人の負担額を、できるだけ押える事を,努力目標とする,等
その仕事に意義を感じる人たちの、充実した職場とし、
利用者にも満足感と感謝の気持ちが自然に湧くような制度とする。
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[ 投稿者: 考察者Kさん ]
果たして、一日1万円の「人間派遣業」は採算ベースに乗るだろうか?
http://www.asyura2.com/07/idletalk27/msg/170.html
【※要約】
>地域密着型
「電話一本での宅配業」を更に押し進めて考えてみた。
>「一日一万円での人間派遣業」という事業は果たして成立するか?
>この事業、ごく一般的な「人間の生活をする能力」は必要であるが、
基本的には「特殊な能力・技能は必要でない」
>独居老人などを中心に「一日家族」として「一日のお手伝いさん」を行う
という仕事である。
雇用時間は「概ね7時間(食事時間を含めて8時間)程度(一日)」
>依頼者の要望によって、若干のバリエーションは考慮されるが、
一般的には「午前10時頃に自宅にお伺いして、話し相手等を勤める。
掃除などになる事もあるだろう。」、昼食は要望次第であるが、
外食を共にするか、作って一緒に食べる。必要経費は負担してもらう。
>希望次第ではあるが、ドライブや買い物をご一緒するという時には
「ガソリン代」は負担していただく事になる。
>概ね、6時頃を目途に「夕食の準備を整えて、引き上げる」
というのが、基本的な流れとなるが、夕食をご一緒する場合は
「勤務時間の範囲外」であり、食事代が延長料代わりとなる。
>人件費を仮に時給1000円とした場合、8時間の費用は8000円、
斡旋業としての儲けは2000円である。斡旋業として「連絡調整係
(早い話が電話番)」の日給が10000円と考えれば、一日の需要が
6名程度恒常的にあるのなら、一応、ペイできる。
>このような事業は「待機人員」と「需要の安定性」がバランスしないので、
理屈通りにはいかないが、最低限の採算ベースで、
「儲けを出そうとしなければ」
理屈上は恒常的に十数名の恒常的な需要が見込まれれば、
一応の【公共機関の事業】として成立するはずである。
(足りない部分は福祉財源から補助金を受ける)
>これ、儲け話として考えているわけではない。
「孤独な独居老人」と「ニート対策」の一環としての「公共事業」として
「福祉対策費の軽減に役立つレベル」として成立さえすればいい。
>一般的に「老人はお金持ち」の確率は高い。
その人に 「 一定量の賃金負担をしてもらう事で、企業の中では
働く能力が不足しているだろうニート層の労働を創造する。」
という意味合いである。
>人件費というのはかなりの負担である。
この部分を「需要と供給の流動性」として考えると
「協力してくれる一般家庭の専業主婦」といった「地域の協力者
(仕事をした分だけのお小遣い稼ぎ的人材)」があると有利である。
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--------------秋吉
一人暮らしのお年寄りの生活の不自由面や孤独な立場など、また
家庭でも誰かが傍に就いていないと、生活が危なっかしい老人が
同居していたり、老々介護や、老夫婦だけの家庭で一方が倒れた時など、
また、老人介護などを一家の主婦が当り前のように任され、目を離す事が
出来ない等で、孤独に苦戦を強いられる主婦のケースも多いでしょう。
家庭 (家族) の老人の世話を、一生懸命やり続けても無給の作業であり
主婦の立場では、価値を生み出す労働として評価される事はありません。
・・・・・・・・
何年、何十年も家庭の中に要介護老人を抱えた主婦 ( 立場 ) には、
人権も何もあったものではないでしょう。
思うようなお仕事も、外出(や旅行)等もままならない立場でしょう。
家庭内の老人の世話には、ピンからキリまでいろいろあって、
ただ傍についていて(同じ屋根の下にいて)、時々手助けが必要な場合。
四六時中,付き添う必要がある場合や、時々おむつ変えを要する場合等、
家族として、一緒に居て 必要に合わせて補助をしていくという事であり。
必要とされる仕事も、家庭の中の生活上の 様々な仕事でしょうね。
派遣された時間を目一杯に働く ( 働かせる ) という性質のものではなく
まさに、考察者Kさんの提案されたように
家族として派遣され、家族的な存在の仕事をしてくれる事が、求められて
いるのです。
入れ代わり立ち代り、事務的に仕事を区分する合理的サービスで果たして
お年寄りの気持ちや、家族の気持ちに応えられるのもでしょうか。
一つの家族内で、主婦がそのお年寄りのために、対応するような
家族的な暖かい普通のサービスが、必要とされているのです。
重度になったら、専門的技術者にお任せするとしても
((職業訓練高等校の看護師(福祉科介護)の実習生や修業生の手助け
などでも家庭介護は十分可能でしょう。本来家庭で生まれ家庭で終わる
これが普通の形であり、少しの手助けが必要なだけでしょうから,))
普段は派遣の家族的仕事 ( 派遣労働 ) で十分対応可能と思います。
『 日頃、自宅のお年寄りの世話に明け暮れて、落ち込みがちの主婦も
派遣サービスを自宅に利用したりして、時には気分をリフレッシュしたり、
また、自身でも派遣の仕事で他の家庭のお年寄りのお世話をしてみて、
その同じ労働力に生産的価値を生み出し、給料を得たりすることで、
人生に張りをもたせる工夫も可能になると考えます。』
(そういえば自宅介護で給金を受け取る制度というのもあったかな?)
◎ * * * * * * * * * *
お年寄り一人の本人世帯、または老人を含めたその家族は
派遣サービスを受けたい場合、介護制度の利用ができるでしょう。
(一人老人世帯には、家族が表れたような安心感を与えてくれるでしょう)
( 主婦の仕事時間等と調整を計り、都合の良い必要時間を、派遣に
頼むことが出来れば、親戚(家族)を頼むように安心できるでしょう。
この派遣事業は主婦の立場の精神を癒し,人権の回復にも繋がり、
女性の社会的能力の目覚めにも繋がっていくものでしょう。)
(需要は全国各地に無限大です。世帯の数だけ需要も見込めます)
人間派遣業は、お年寄りのお相手・お世話・介護の周辺の日常的暖かさの
仕事であり、家事代行 (大掃除的 ) サービスではないという事ですよね。
* * *
日帰りの施設への、送り出し,向い入れにも家族の手が掛りますね〜。
■サービス費用のめやす。通常規模の事業所の場合
(6時間以上8時間未満) ※送迎を含む
通所介護 通所リハビリテーション
(ディサービス) (ディケア)
要介護 1 6,770円 要介護 1 6,880円
要介護 2 7,890円 要介護 2 8,420円
要介護 3 9,010円 要介護 3 9,950円
要介護 4 10,130円 要介護 4 11,490円
要介護 5 11,250円 要介護 5 13,030円
■サービス費用のめやす。※送迎、入浴を含む
要支援 1(1ヵ月) 22,260円 要支援 1(1ヵ月) 24,960円
要支援 2(1ヵ月) 43,530円 要支援 2(1ヵ月) 48,800円
(要支援:介護予防目的支援)
現在の介護事業・介護サービスには、主役の主婦・主役の老人の精神が
少し疎外されがちではないでしょうか。活性化しているようで中心軸から
多少,外れているような気がしないでもありません。
主体者の仕事確保という自冶体?中心の事業体は何か機械的に感じられ
ますが、半分程度は,本来の人間派遣的方法を取り入れると、バランスも
とれて、理想に近い形に近付くのではないでしょうか。
[例] 介護保険:おもな在宅サービスの支給限度額 (1ヵ月)
要介護状態区分 支給限度額
要支援 1 4万9,700円
要支援 2 10万4,000円
要介護 1 16万5,800円
要介護 2 19万4,800円
要介護 3 26万7、500円
要介護 4 30万6,000円
要介護 5 35万8,300円
※上記の支給限度額は標準地域のもので、地域差は勘案していません。
認定されると、被保険者は一割自己負担で利用することができます。
* * *
老人介護の問題は、高齢化対策の一環(健康で長生き路線が理想)であり
高齢化対策として国民を納得させて、消費税が新たに導入された訳です。
「消費税」は一般納税以外に、さらに別途に納める税金であり
二重課税の位置付けになっています。更に老齢化対策としての
介護保険料は、三重課税という位置付けになり、
国民にはかなり過酷な情況といえましょう。
介護保険料についても、福祉目的税,上限10%の中に含めて、
( 国民全員基礎年金制度設立を中心とする )福祉目的財源に
一本化する事が可能と考えられます。
* * *
>一般的に「老人はお金持ち」の確率は高い。
その人に 「 一定量の賃金負担をしてもらう事で、企業の中では
働く能力が不足しているだろうニート層の労働を創造する。」
という意味合いである。
【一般的に「老人はお金持ち」の確率は高い。】
その確立は確かに高いと考えます。
このような方々には、自己負担での利用を原則にして頂きましょう。
それでこそ、助け合いの福祉事業は成り立つのだと考えます。
拡散的平等では「政治力を働かせていない」という事になるので
必要部分に効果的に絞り込むことで、経費のムダ使いを抑える事は
運営上の必須条件と言えましょう。
◎ * * * * * * * * * *
8昼の10時から6時、8時間の時間帯と
夜の10時から朝6時、の8時間というのもあれば便利でしょう。
(眠れないお年寄りやオムツ替えなど,主婦が休めないので)
また4時間程度のパート的短時間の対応も出来れば良いですね。
人間人材派遣業は地域のニーズに合わせて、時間帯など分担して
事業を受け持つ方法とか、老後の仕事としても経験を活かしたりで
心配りもできるし、社会人の経営的小さな事業としても魅力的ですね。
考察者Kさんの提案は、
介護の本質にあっているので、独居老人のみではなく
家族の中の老人や、老人の面倒をみる主婦の立場の人間的開放にまで
繋がっており、普遍的な問題の解決に、活用できる案となっていると
考えられます。
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