★阿修羅♪ > 議論26 > 723.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
(回答先: では、天木氏は何故9条ネットから出馬したのでしょう? 投稿者 ワヤクチャ 日時 2007 年 11 月 03 日 20:05:04)
ワヤクチャさんがリンクを貼ったブログの記事を以下に引用します。
>●つまり左翼が反台湾で動く背後に中共あり、という事だが、もうひとつ、中共と「9条ネット」を繋ぐキーマンが存在する。
>
>それは土屋公献・元日弁連会長。
>
>先日の朝鮮総連本部売却騒動で総連側の弁護士として売却話をもちかけた人物である。土屋氏は「九条の会」アピール賛同者で、
>「9条ネット」共同代表、「日本の過去の清算を求める国際連帯協議会」日本委員会代表でもあるのだ。
>
>また「極右評論」の瀬戸氏は6月19日記事「9条ネットと朝鮮総連」で、
>朝鮮総連の関連を切り口として論じている。
>(http://blog.livedoor.jp/the_radical_right/archives/51516024.html#comments)
>以上のように「九条の会」、「9条ネット」は中共・朝鮮総連の走狗であり、もはや中共の指令が無くても自主的に反日活動を行う狂信左翼の連合体である。
>シンパの朝日新聞と同様、中共や朝鮮勢力など外国勢力の後方支援をあてにし、同時に尖兵としての役割を担っている。
ここでの重要な点は以下の主張です。
>以上のように「九条の会」、「9条ネット」は中共・朝鮮総連の走狗であり、もはや中共の指令が無くても自主的に反日活動を行う狂信左翼の連合体である。
これがまともな主張だと考える方は少ないでしょう。具体的根拠を何も示さずに『「九条の会」、「9条ネット」は中共・朝鮮総連の走狗』と断定しているからです。まさに「狂信右翼」というにふさわしい主張です。
さらに同ブログでリンクが貼られているサイトでは、以下の主張がなされています。
http://blog.livedoor.jp/the_radical_right/archives/51516024.html#comments
>9条ネットは朝鮮総連が裏で画策して作られた政治勢力です。
さて、このような主張を行なうブログは、極右とは言えないまでも明らかに右翼であることは明白です。
右翼にも、体制内右翼と反体制右翼があります。体制内右翼は現在の支配政党である自公政権を右から支持する勢力です。これに対して反体制右翼は自公政権の政策に飽き足らず、さらに右寄りの主張を行ないます。分かりやすく言えば、戦前回帰を主張する勢力です。安倍元首相は反体制右翼と同じ思想を持った人物だと思います。ここ阿修羅サイト内でも、少人数ですが一見、反体制的な主張・記事投稿を行ないながら、本質は反体制右翼と思われる人が何人か記事を投稿しています。
少し話がずれました。
>右翼だったら即「読むに値いしない。」って事ではないでしょ?
私はワヤクチャさんがリンクを貼ったブログを熟読した上で議論するに値しないと判断しました。
私たちは、ここ阿修羅サイトにおいて主権在民の立場で議論しているという暗黙の前提があると思います。しかし、右翼思想には主権在民はありません。主権は支配者にあるのであって、国民は支配者に奉仕するべきだという考え方です。
両者の間には議論が成立する余地がありません。
>中国共産党の台湾独立反対に対してはこの右翼と主張が一致しているかも知れません。私は民族自決権を重視する立場ですので。貴方は違うのですか?
>国際金融資本は次の寄生先を中国に決定した模様ですので中国共産党に反対する事は国際金融資本に対峙する事でもあります。
>そもそも共産主義運動自体が国際金融資本の発明でしょう。
私は中国の台湾独立に際して武力を行使することに反対です。
「国際金融資本は次の寄生先を中国に決定した模様」とのことですが、日本、韓国を含めて多くの先進国が中国との経済交流を深めているのはすでに数年前からです。何も「国際金融資本」など持ち出さなくてもよりコストの安い国に投資するのは経済のイロハです。陰謀論など不要です。
「共産主義運動自体が国際金融資本の発明でしょう。」という主張は的外れです。第一次大戦後に広まった共産主義運動は、ワヤクチャさんもご存知のように、マルクス、エンゲルスの2大思想家から広まったのです。
ところで、天木ファンさんに反論を求めるのはあきらめないようですね。
他人が書いた記事にどうして著者でない者に反論を求めるのか。
ワヤクチャさんの本当の狙いは、前の議論で明らかになりました。前の議論で得るものが多くありました。やはり徹底的に議論してゆくと明らかになってくるものですね。
ただ
前回の議論で、「他人が書いた記事にどうして著者でない者が反論できるのか」という私の問いに説得力ある回答が返ってこないことが残念でした。