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Re: 取敢えずの応え
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投稿者 影の闇 日時 2007 年 10 月 15 日 23:36:27: HiXvZf/FmwPNU
 

(回答先: 補足質問を兼ねて [影の闇さんへ] 投稿者 如往 日時 2007 年 10 月 14 日 08:07:08)

>今般の考察に際して影の闇さんが参考にされている文献・資料等について

これは、情報とか資料の類で言えば沢山(笑)。 ある事柄について、現在のみならず数十年、場合によっては100年位のスパンで調べますから。 
役に立ったものと言えば、圧倒的に<敵側>のものですね。(笑) 否定を肯定に、肯定を否定にして、根拠とかモチーフの裏読みをしたりして、情報の復元をすれば結構使えたりする。 ランド研究所のものからケイトー研究所のものまで。
地政学関連で言えば、前に挙げた人のを除けば、奥山真司氏とか園田義明氏の論考、これは分析の仕方ではなく、そこに至る根拠となってるデータ等。 
また、ハンチントンの「文明の衝突」とM.エルマンジェラの「第一次文明戦争」を読み比べたり。 

>環アジアの政治的・経済的な統制を画したプロジェクトのロード・マップ(行程表)は
>すでに出来上がっていると観測されているのでしょうか。

この辺になると、判断は留保、ということに。 タリバン政権を倒して中央アジアのウズベクやキリギスに拠点を確保して、すぐさまその矛先・比重をイラクに移した所までは予定通りだったでしょうが、、、 勿論アフガンが最早国家の態は成していない状況を観ればやはり、っていうことで、これでパキスタンがいよいよアフガンの後を追うとなると、そのように判断していいのかも知れません。

>CEO(最高経営責任者)及びCOO(最高執行責任者)が誰になるのか、あるいは何処が其
>々の主管機関になると推測されていますか。

そおいう具体的で生々しい情報となると、、、僕はプロではありませぬ。(笑)
40年前の文献を調べていると、キッシンジャーさえもその頃既に「中国とインドは殺し合いをやらさなければならぬ」というものが出て来ますので、こういった流れはあるのだろうとは想いますが、、、
 
>当事者である中国やロシア、そして日本において対応策の検討

中国がインドとの関係を強めたのもその対応でしょう。 この地域がどうなるのか?占う大きな一つは中印関係です。
また、その一つが所謂「上海P5」SCO(上海協力機構)の立ち上げと思います。
今やあの地域の<安保協力機構>としての性格を強めていますし、その実践訓練をアメリカには見せていませんからね。 またそれにインドそしてイランがオブザーバーとして加わりました。


>私は少し悲観的な見方をしています。

実はもう一つ、こういったことを観るに当って、大きな大きな要素があります。
こういったことは、アメリカの国内状況と密接に絡んでいるのでして、最早アメリカ自体が分裂は時間の問題ーといった状況に近付いているんですね。 僕はニューヨークかワシントンで核が使われる可能性は大きいと見るのですが、その辺の「内戦」について、時間の余裕が有れば、議論を持って行きたい。

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