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(回答先: 民主主義と支配層と被支配層 投稿者 ダイナモ 日時 2007 年 10 月 02 日 20:51:19)
ダイナモさん、こんにちは。
お返事ありがとうございます。
>ビルマの人々が
民主化を欲しているのです。総選挙で圧勝しながら軍事政権に無視された1990年からのビルマ民衆
の願いなのです。
>民主主義は、よりましな思想であると思います。それ以外にもっとましな思想は考えられません。
完全ではない民主主義ですが、その欠点を補うのが政治の役割だと思います。その意味で国民は賢くなければならないと思います。
今回の件で、ずっと探している資料があるのですが、
以前、テレビの報道特集番組で見たのですが、ミャンマーの軍事政権と云われるものの良い面をクローズアップしたものでした。また、云われているような軍国主義国家ではなく、とても平和に暮らしている人々の様を映し出しておりました。それは、微笑みと優しさに満ちあふれた人々の顔です。
そこに、私は現在の日本が失ってしまったものを見ました。
戦争前のイラクがフセイン政権下でありながらも平和の中で暮らしていたという事実、イラク戦争、そして、その後、人々が地獄のような暮らしを営んでいるという事は多くの記事から伺い知れます。
フセインからの解放、そして、民主主義とは何なのか、大いに考えさせられました。
現在の世界は、自由主義という名の下の、資本による自由競争というルール中にあります。
それらにとって、邪魔な存在とは、企業やインフラの国営化、国有化、あるいは貿易障壁でしょうか?
ミャンマーには国営化されたものが多々存在しております。イラクもまたそうでした。
そして、現在は日本でも郵政の民営化が行われ、次は保険庁、、その次は水の民営化などが用意されているのです。
さて、日本の企業がミャンマーに深く関わっている事は事実のようです。
その事が、国際的な政権批判に対して我が国が消極的であるという理由なのかも知れません。
その裏には、今も続く、西洋対東洋という構図もあるのかもしれません。
太平洋戦争前までは、アジアやアフリカの多くの国々が植民地化されておりました。
あの戦争の後に、多くの国々が独立を果たしたということは事実です。
もしかしたら、かの戦争はアジアやアフリカの解放という意味合いも含まれていたのでは?、、と、、。
日本は敗戦し、武力とは別の戦争が始まったように感じます。
思想の戦争、そして洗脳、、。
今あるこの荒れ果てたこの国土は、果たして私たちが望んだものなのでしょうか?
白人対有色人種という構図はやがて意味をなさなくなるのかもしれません。
我々の未来には人種や民族は、混血というものによって、徐々に失われてゆくのでしょう。
つらつらと書きましたが、大事な事は、この国、あるいは地球の未来を考える事です。
そして、民主化が何を招いたのかは、私たちが一番よく知っているという事です。
>それ以外にもっとましな思想は考えられません。
教えられたものですね。
>その欠点を補うのが政治の役割だと思います。
私たちの役割とは、その道の落とし穴を知りながら道案内する事なのでしょうか?
以上、思いつくままですが、、
書かせていただきました。
失礼いたしました。