★阿修羅♪ > 議論25 > 642.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
(回答先: 胡散臭い『アメリカ・ファシズム』評 投稿者 仁王像 日時 2007 年 5 月 20 日 15:32:44)
教授は、『ハリウッドで政治思想を読む』(メディアワークス)のなかで、ロングが暗殺される場面に三宅氏の著作を引き合いに出すだけで、著作の内容にここでは一切批判を加えていない。三宅氏が、ロングをヒトラーやムッソリーニと同類のファシストだと論じているのにである。そして、次の様に締めくくっている。
「(これらポピュリストたちが)アメリカのメディアから袋叩きにされて、”極右””ファシスト””レイシスト(人種差別主義者)”扱いされている人びとほど、本当は正しい人びとなのではないかと、私は考える」。
なにか弱々しい響きではないか。
教授の提出する「ポピュリスト(ポピュリズム)」の定義が、米国内でも正統な言論として認知されているのか疑う(マスメディア界でなく、学問的言論界で)。ましてや、この定義が欧州あたりでも「世界基準」として認知されているのであろうか。そうでなければ、「騙(かた)り」との境界線は非常にアイマイになる。