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(回答先: 消極的石原支持者はとりこめるだろうか？ 投稿者 佐藤巧 日時 2007 年 4 月 09 日 22:01:44)
佐藤巧さんへ
（１）から（１０）で説明された内容に ほぼ同意します。
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＞１)日の丸君が代強制はやりすぎだが、式典には日の丸君が代があるのは当たり前と考えている
2)憲法9条は残しておいて問題ないと思うが、変えたからといって戦争になるとも思わない
3)人権や近隣諸国との関係は大事だと思うが、石原発言は目くじらを立てるほどでもないと考えている
4)築地の移転については候補者を決めるまでの争点ではない
5)オリンピックはどうせ東京には来ないので、やはり争点ではない
6)東京という大都市を治めるにはリーダーシップ、力強さが必要
7)治安、防災について具体的な施策が必要。少なくとも石原はやっているように見える
8)福祉や高齢化対策は重要なテーマだが、各候補で違いはないと思っている
9)いわゆる「市民団体」はうさんくさい。少なくとも自分たち「都民」とは別の世界の人たちだ
10)マニュフェストなんか読むのは面倒くさい。テレビの印象で決めちまおう。（ま、これは誰の支持とかとは関係ないけれど）
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今回はやはり作戦負けと言う気がいたします。
石原候補がとてつもなく強かったとは思えません。他候補に勝つチャンスはあっただろうと感じます。
ただ、皆さんの分析を見ると、吉田氏と浅野氏との対立が負けの大きな原因と見ているようですが、私は、それが大切ではないとは思いませんが、もう一つ、石原氏の強さの分析、つまり都民の投票行動の分析が足りないのでは、と感じます。
まず、都民は日本の中では、豊かな者 （強者、勝ち組）が多い ということです。
だから、主張してはいけないわけではありませんが、福祉は争点にはならない、と以前ここに投稿しました。
また、情報公開も、した方がいいのはもちろんですが、都民をそれほどひきつける政策ではありません。
とにかく 争点なき選挙です（でした）から、また、これといった有名人候補が出馬しなかったから、投票率も低く、そうなると、組織票を持つ自民、公明支持の現職が強いのは今回に限ったことではありません。
後からなら、なんとでも言えるので、一生懸命頑張った様々な人々や候補者を貶める目的でのべるわけではない ということを言いつつ、私見を述べると、浅野氏側には、都知事ならではの、または、大都市ならではの政策がなかったのでは、ということです。
どの都道府県でもあてはまるものだったのではないでしょうか。
挑戦者は、都民の あっと思う政策を出していかないと、有権者を選挙へと誘えません。
石原氏は、都立高校のレベルアップや、（私立ばかりレベルがあがるのは、金持ち優遇で、都民としては不満で、さらに公立高校出身者の共感を呼ぶ）、安全対策、（佐藤さんいわく やっているように見えるし、いざとなれば国に色々要求できそうでたのもしい）、新宿歌舞伎町クリーン政策も多くの都民の女性にとっては好ましい。ディ−ゼル規制は、都民に多くの支持者を作り出したと思います。政治家なんて皆業界よりで、どうせやってくれる知事なんかいない と思っていたから、驚きました。
外国人の犯罪者が増えた と思っている人が多いか少ないか知りませんが、中国人など不法滞在者は都民を不安がらせており、（マスコミ報道などから）、彼の発言は決して多くの都民を怒らせていないと思いますね。
このような、石原氏の反中国、朝鮮、（韓国？）は、日頃、かの国から言いたい放題言われて、何もいいかえせない日本政府への苛立ちから、また、日本が一方的に悪いと言われつづける歴史的な問題、教科書問題などから、かの国への差別を非難されるより、支持されているような気がします。
それなのに、こういう発言をする石原氏は、一般都民からいやがられているはず、というのは、間違った見方だと 思うのです。
つまり、彼への評価において、
ばばあ発言（これについては雑談板で述べさせていただきました。）、三国人発言、などから、人種差別主義者で（ここまでは正しくても）、これに多くの人々は反発して当然（この分析は間違っている可能性が高い）
三宅島のサーキットのアイデア、オリンピック、など、だめならやめればいいのであって、とにかく色々と考え、実行しようとする、役所に閉じこもり 何をしているかわからない知事に比べ、実行力があるように見える。マラソンもその実行力を評価されたでしょう。
このような石原氏のしてきたことが都民から評価されてきた、という事実を、反石原候補は見ようとしなかったのではないでしょうか。
まだまだ貧しい人、真に困っている人が少数な東京では、知事に当選するには、有名人であることが要求されるのかもしれません。
それと、やはり都民の欲していることをよく理解しなければなりません。
都に入る車から税を取る、なんていう発想は、その頃は都民でしたが、できっこないじゃん、なんて笑いつつ、日頃他県から入ってくる車で、空気は汚れ、道は混み、ごみは増える と思っている都民は、やれたらいいなあ、石原なかなかいい事いうじゃないか、なんて思っていた人結構いましたよ。でもよく考えれば自己中の考えってすぐわかるのですが、こういうことをぽんぽんいう知事は、好感をもたれたのではないでしょうか。
最後にこれは言ってはいけないのかもしれませんが、候補者は、男性なら男前である方が有利だということです。石原氏はたしかに年は取りましたが､やはりいい男ですね。（私の好みではありませんよ）そして、話がうまいこと、少しくらい傲慢でもいいから、頼れるタイプであること、だと思います。女性の見方ですが、一般的にやさしい男より、強い男に惹かれるのですよ。
だから、私は、前の投稿では、石原氏はそういうもてるタイプだから、他の候補は、かわいらしさとか、（女性の守ってあげたい気持ちをくすぐる、など）、おもしろさ、とか 発想の意外さとか、何か、人をひきつけるものを出さないと勝てない と書いたのです。
本当は政策で勝負のはずですが、現実は色々とあります。
それから、最大の問題はマスコミでしょう。以前は自民党がわが 選挙の世論調査を批判していましたが、あの時野党もいっしょになって、告示後の世論調査の発表を禁止すべきでした。
これからやるべきです。最初から浅野、石原一騎打ちなんて表現して、まるで、選挙はマスコミが作っているみたいです。
あまりまとまりがありませんでした。
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