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(回答先: Re: 東京都知事選の敗北について 投稿者 AAA+ 日時 2007 年 4 月 09 日 19:25:33)
という事です。
統一戦線を理解しない思想的貧困が敗北の最大の原因です。
>「思想的敗北」はいくらなんでも言い過ぎではないでしょうか。
全てに思想の結果が出るのです。
都知事選に負けるような貧弱な思想しか我々は持ち合わせていなかったって事です。
石原が何故圧勝したのか?
有権者に語る言葉が貧弱だったからです。
浅野陣営と吉田陣営の内ゲバを見て「ああ、こんなヤツらはほっておこう。」と思った人も多かったでしょう。
この内ゲバでどちらが正しいか?なんて考える人がどれだけいるでしょうか?
ほとんどの人が嫌気がさしたダケでしょう。
「ああ、こんなでは石原が勝っても仕方がないな」と。
自分の意見を理解しない者に対する逆ギレ。
こんな姿はミットモナイの一言で終わりです。
自ら醜態を演じている事に気がつかない内ゲバの人々に一体誰が付いていきますか?
冷静に議論しているのならまだしも罵詈雑言合戦の様相を呈した段階で内ゲバを煽ったスパイは「でかした!」と石原からお褒めの言葉を賜ったでしょう。
根本的変革を求める一般的立場と
現実的な差異化路線
の2つを敵対的と判断する思想的未熟さが我々の敗因です。
現実的な差異化路線の中に根本的変革の論理を注入することこそが必要なのです。
いや。これしか勝つ手はありません。
根本的変革を個々の選挙の投票行動だけに求めても無意味です。
有権者の意識状況を把握せずに主観的に行われる主張は浸透しないのです。
又、この無意味性を正しく説得する能力が無い者も又未熟です。
未熟者同士が争うから内ゲバになってしまうのです。
石原以上に憎んでいるかの様な表現の数々。
真にがっかりしました。
こんな事では我々は絶対に勝てません。
スパイに思うがままに扇動されて内ゲバを拡大再生産するだけです。
>選挙に負けるたびに「思想的敗北」をしていたらいくら「思想」があっても足りませ>んよ。
逆です。既に思想的に敗北しているから結果として選挙に敗北したのです。
>選挙は勝ちもあれば負けもあるのです。
負けから学ぶべきなのでは?
何故、負けたのかと。
私は深刻に反省しております。
私は自分の思考の未熟さを思い知らされました。
>勝ち負けに一喜一憂することなく一歩一歩「社会の変革と平和をのぞむ声」を大きく>してゆくことが大切なのではないでしょうか。
具体的敗北の総括は具体的に行うべきであり、そのような一般論でお茶を濁すワケにはいきません。
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ワヤクチャさんは
「敗北の1つの原因は我々の内ゲバ 」 <http://www.asyura2.com/07/dispute25/msg/473.html>
>で、浅野支持者、吉田支持者の内ゲバと捉えているようですが、選挙は「候補者自>>分」以外の候補者は「対立候補者」でありけっして「内」ではないのです。
石原に対して浅野と吉田は内の関係にあると私は判断しました。
少なくとも統一戦線を組める対象であると。
吉田に降りろというのも間違いでした。
そんな事を命令して「ハイ、そうですか。」となるワケがありません。
何がベストなのかを両陣営が話し合うべきでした。
しかし、そのような話し合いはなされずに罵詈雑言のぶつけ合いだけがなされました。
これが内ゲバでなくて何でしょう?
内ゲバとは味方にすべき相手に対して自分に従わないからと言って怒り出すという態度によってもたらされるのです。
両陣営にこの内ゲバの論理は見られました。
煽った人間も当然いたでしょう。
>浅野氏は吉田氏のあとに立候補を表明したのですから当然吉田氏と「政策」も違うの>だろうし吉田氏と戦う意思だったのでしょう。
結果的には少ない反石原票をこの2人が取り合うというみっともない姿を露呈したのです。このみっともなさを私は批判しているのです。
>>私も双方から踊らされた口かも知れません。
>この言い方は感心できません。
>私は、常々心していることに「批判的に摂取せよ」ということがあります。
>どんなに「立派なこと」「正しいこと」と、思ってもそのことについてあらゆる方向>から「批判」「反論」して、なおかつ「納得」がいくものを自分の考えとして取り入>れていくようにしています。
>「自分の考え」としたものが間違いであることもあります。しかし、じぶんが「納>>得」したものが間違いだとしても、他人のせいにはできないし、しません。
他人のせいにしているのではなく自分自身が対立を煽る役割を担ってしまったという事を自戒を込めて反省しているのです。「まんまと踊ってしまったオレはバカだった。」と。
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>>共産党は政策では正しい事を言っていると思います。
>>しかし、それが有権者の支持に結び付かないのは何故なのかを考える必要がありま>>す。
>これは簡単なことです。
>ワヤクチャさんが共産党を支持しないからです。
私は共産党の政策を支持してます。
しかし、選挙戦術は支持しません。
政策の支持と投票行動は別です。
>ワヤクチャさんのように「共産党はいいこと言うな〜」と言いながら「良いこと」で>ない方に投票するからです。
いや、勝てそうなマシな候補に投票しようとしているのであり、最良の行動だと思っております。
>勿論、共産党の力不足もあるでしょう。その力不足を補うのは、共産党の正しさに気>づいた人に力を貸してもらうことでしょう。
>ワヤクチャさん、ほかの有権者の支持は考える必要は無いのです。
>あなた自身がなにを正しいとし何を求めるかなのだと思います。
>自分の思想は誰のものでもなくあくまでも「自分固有」のものだと思います。
>そして、「正しいこと」を正しいこととして広めるしかないのです。
有権者の意識を変える事と
誰に投票するかという事は別です。
>ワヤクチャさん、選挙や政党が絡むと話が生くさくていけません。
いや、このような具体的な話の中にこそ我々が獲得すべき思想があるのです。
>何か別の折に「史的唯物論」や「弁証法的唯物論」など意見が交わせればと思ってい>ます。
そのような話を一般的に論じるよりもこの具体的な問題に対する意見交換の方が遥かに有意義でしょう。
このような立場の事を「弁証法的唯物論」と呼ぶのだと思っております。