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「政治的思想的犯罪者」論の説明(投稿者 あっしら 日時 2003 年 11 月 10 日)
http://www.asyura2.com/0601/revival1/msg/304.html
投稿者 こげぱん 日時 2007 年 3 月 18 日 15:07:43: okIfuH5uFf.Lkより
(貼付け開始)
「政治的思想的犯罪者」論の説明 [長壁さんはご自身の理念にとって害毒と言える存在である]
http://www.asyura2.com/0311/senkyo1/msg/479.html
投稿者 あっしら 日時 2003 年 11 月 10 日 19:47:26:Mo7ApAlflbQ6s
『あなたは政治的思想的犯罪者です』( http://www.asyura2.com/0311/senkyo1/msg/420.html )で書いたことに尽きるのだが、変なおじさんの『Re: すれ違い』( http://www.asyura2.com/0311/senkyo1/msg/427.html )への長壁さんのレス『真の思想的犯罪者は?』( http://www.asyura2.com/0311/senkyo1/msg/450.html )やクエスチョンさんの『日共は完全に墓穴を掘りましたね。』( http://www.asyura2.com/0311/senkyo1/msg/426.html )へのレス『どちらの側からみてますか? 審判者には公正さが求められると思います』( http://www.asyura2.com/0311/senkyo1/msg/449.html )などを読み、ご理解いただけていないようなので補足する。
● 政治的犯罪者性
長壁さんが『生き残るためには・・・』で書かれた社民党批判は、民主党への批判意識に基づき、そのような民主党に政権参加前提条件を提示した社民党を民主党といっしょくたにして批判したものでしかなく、的を外した筋違いの社民党批判だと論じた。
あなたが属する共産党も、「憲法9条順守」を三つの条件の一つとして提示しているにもかかわらず、「社民党―政権にひかれて「護憲」の立場をすてる」と錯誤もしくは虚偽の社民党非難を行っている。
改憲の要は9条とする長壁さんや共産党が、「憲法9条順守」を政権参加の条件として提示した社民党を「護憲」の立場を捨てたと言い募るのは誤りである。
長壁さんは、的を外した筋違いの批判だという指摘にまっとうに応えず、政治力学では云々などという頓珍漢なレスに終始している。
好意的に解釈すれば、民主党は9条改正を意図した「創憲」を打ち出しているのだから、そのような政党の政権獲得に協力することは改憲に手を貸すことだという判断なんだろう。
しかし、結果的にそうなったとしても、社民党がその時点で協力関係を解消すれば、非難すべき対象は民主党であり、社民党の協力で維持されている政権であれば解散・総選挙になる。(社民党が民主党の裏切りを容認すれば、長壁さんや共産党が展開している社民党批判はそのときになってはじめて有効となる)
長壁さんや共産党は、根拠のない社民党叩きを行って社民党の足を引っ張ったのである。法的にも、名誉毀損罪や公職選挙法の選挙妨害に相当する犯罪である。
(社民党と共産党の足の引っ張り合いは好都合だから、他の政党やメディアはただ笑って見ているだけで問題視することはない。同種のことが自民党と民主党のあいだで起きれば大騒動になっていたはずだ)
北朝鮮の拉致問題や辻元元代議士の給与秘書問題でとてつもない逆風を受けている社民党故、土井たか子さんの小選挙区での落選が共産党のいわれのない犯罪的な社民党叩きのせいだとは断じないが、当選した自民党公認候補者との票差が2万票以内だから、「護憲」の旗手として土井さんを評価していた人の1万人が共産党の「社民党は「護憲」の立場を捨てた」という言いがかりに乗っかって、“土井さんが護憲でないのならやめて、頼りになる自民党に投票しとくか”となれば自民党の勝利になる。
また、2万人が“土井さんが護憲でないのならやめて、護憲を自負している共産党に投票しとくか”となっても自民党の勝利になる。
(自民党への鞍替えは2倍効果だが、共産党への鞍替えも自民党当選の等倍効果を有する。この二つの投票行動の変化の組み合わせで土井さんが落選した可能性もないわけではない)
土井さんが小選挙区で当選していれば、近畿ブロック比例区の社民党は別の候補者が当選を果たし社民党は総獲得議席8となり、自民党は総獲得議席が136となる。
これが、『苛烈な危機意識を持ちながら歪んだ自己執着のために“利敵行為”に走る共産党』( http://www.asyura2.com/0311/senkyo1/msg/383.html )の一つの構図である。
● 思想的犯罪者性
前回の書き込みで示したように、共産党が多数派を形成しない限りまともな世の中にはならないのだから、様々な政治情勢を利用しながら党勢拡大と得票増加にいそしむという考えなら、これまで書いたきたような批判はしない。
党勢拡大と得票増加にいそしんでいる間に、アフガニスタンやイラクで殺戮される人が増えようが、派兵された自衛隊員が殺されようがイラク人などを殺そうが、党勢拡大と得票増加に寄与する政治的問題として利用すればいいことだ。
しかし、長壁さんは、日本は戦争推進国家になってしまう沸点間際にあると指摘し、今回の総選挙で反戦平和・護憲勢力ができるだけ多く議席を増やさなければ沸点に達すると共産党への呼びかけをしてきた。
そうであるならば、日本を戦争推進国家に仕立てようとしている政治勢力をできるだけ弱体化させ、日本を戦争推進国家に仕立てようとしている政治勢力にブレーキをかけ、日本が戦争推進国家になることに反対している政治勢力が少しでも力を増す戦術を死に物狂いで模索しなければならない。
再び、「戦争を止めることができなかったことこそ自戒しその責任(問題点)を追及しなければならないのに、我が党だけは一貫として戦争に反対したと胸を張り、軍部が悪かったとか天皇絶対政が悪かったからだと説明している日本共産党」という批判を示す。
もう戦争はこりごりだという反戦平和志向が強かったワイマール共和国は、謀略もあったが、わずか15年で民主制的手続きを経てナチスの第三帝国に変移した。
そして、この変移は、共産党や社民党が第一党であったり第一党をうかがうような政治状況のなかで達成されたのである。
長壁さんはヒトラーがとんでもない悪党だったからという総括で済ますかもしれない。
しかし、ある立場の価値観で判断する善悪で物事が決するのなら政治闘争は不要である。
相手の特質や刻々変わる政治情勢をきちんと把握し優先課題を設定し、勝利できないとしても負けない戦いをしなければならない。
コミンテルン・ドイツ共産党は、自己の勢力を拡大するためにより近い社民党支持者の獲得を優先し、ファシズムよりも悪質な社民勢力という社会ファシズム論を持ち込み社民党叩きに狂奔した。
賠償金支払い問題と世界大恐慌で経済的困窮に陥ったドイツ国民は、ナチスか共産党かという選択肢のなかでナチスを選択した。
金融家や産業家がナチスに自己の存続を賭け、カソリック中央党など中道右派もナチスに擦り寄ったが、共産党からナチス以上の敵として叩かれた社会民主党は身動きできなくなりその支持者のある部分はナチス支持に流れていくというなかでの選択である。
ナチスに敗北したことを受けて、コミンテルンは反ファシズム統一戦線論を打ち出す。
これとて、反ボルシェビキ・反コミンテルンを掲げるナチスからソ連を防衛することに力点を置いたものであり、ナチズム及びファシズム的思潮の拡大を抑え込むことはできず、わずか20年で前回を上回る大殺戮と破壊をもたらすことになる第二次世界大戦に突入することになる。
長壁さんや共産党は、これほど重苦しい歴史的教訓を手にしていながら、それから何ら学んでいない。
現在の日本共産党と当時のドイツ共産党の勢力を比較すれば、長壁さんや共産党が行っている運動がどれほどの愚行であり、自分たちが掲げる政治目標のごく細い道さえ自らの手でズタズタにする悪質な犯罪行為であるかは理解できるはずだ。
● 長壁さん自身が長壁さんの理念を実現する障害物
長壁さんが『どちらの側からみてますか? 審判者には公正さが求められると思います』の冒頭で、「共産が墓穴を掘ったのなら、あなた方が共感した社民は何を掘ったのでしょうか。民主に擦り寄った社民は五分の一、頑固に独自色を出した共産は二分の一に議席をへらしました」と説明したのを読んで愕然とした。
反戦平和・護憲勢力が揃って落ち込む(戦争推進国家をめざす政治勢力が圧倒的多数を占める)という危機的政治状況であるにも関わらず、共産党は社民党ほど落ち込んではいないことに救いを見出している。
(社民党が大きく落ち込んだのは北朝鮮拉致問題や辻元問題が主因であり、ここ1年ほどを考えれば、共産党よりも激しいバッシングに晒されている)
最低でも社民党が減らした11議席を共産党が奪って上積みしたのなら、あなたの論はそれなりの意味を持つが、反戦平和・護憲勢力が揃って落ち込んだ結果を自己批判的に省みるのではなく、社民党よりも共産党のほうが相対的に落ち込まなかったことに共産党の正しさが証明されたとの言い分は、あなたの危機意識に照らしたときあまりにも悲惨である。
小選挙区制やメディアプロパガンダを持ち出して、「共産党という比例のみ9議席を死守したというより、圧倒的マスコミプロパガンダの謀略選挙に、その身の丈以上に、素手で闘い、かちとったのです」という総括を読んで、何より“旗”が重要な人なんだと感じた。
小選挙区制は今回から導入された選挙制度ではなく、メディアの反共産党プロパガンダは百年一日のごとく続いているものである。
そういう現実のなかでいかに戦って目標を達成するかが問われているのである。
そうでありながら、「このところを見抜けない、反共産党の日本列島に跋扈するゆで蛙もまた、第三次世界大戦へのスタートラインに嬉々として並びました」としたり顔で評論するあなたは、ご自身の理念を実現するにあたって害毒と言える存在だと断じる。
とくに、日共嫌いを自認されているクエスチョンさんには珍しく(失礼)、共産党にも何がしかの期待を込めて、「もし、これをやっていたなら劇的な変動が起きていたような気がしてます。すぐには駄目でも次の二手、三手があったものを、、、。」とまとめられている書き込みへのレスとしてはあまりにも無残である。
『<共産党>「日本の政党地図が変わった」と険しい表情(毎日新聞)』( http://www.asyura2.com/0311/senkyo1/msg/436.html )の転載でコメントを書かれたシジミさんへのレスでも、「総括しなければならないのは、共産党だけではありません。平和を願う全国民が総括されねばなりません。自公民を支持した全ての有権者がです。めくらましにだまされたゆでがえるの感覚がいつ、その熱さに気付くのか・・・・」と書いている。
それに対する竹中半兵衛さんの「長壁さん、真剣にわが国の将来を憂える気持ちがにじみでた言葉であると思います。でも長壁さんが熱っぽく訴えれば訴えるほど、なぜかしらけてしまうのです」というレスをきちんと受け止めることもできないのだろうと推察している。
あなたは、自分および共産党は至らない点があるとしてもまっとうな現実認識と政治闘争を行なっている唯一の存在だと信じ込み、それを支えに危機を煽っているだけの政治的存在である。
再び言うが、そのようなあなたが、ゆで蛙論や民度論を持ち出して、人々をあれこれ批判がましく語るのは犯罪行為である。
>私の異論が気にいらなければ、単なるひとりの女の妄言と切り捨てれば言い訳で、
>「思想的犯罪者」などと、おおげさに指摘されてもとまどうばかりです。
長壁さんの論が気に入らないからあれこれ書いているわけではありません。
まず、共産党中央も共有している誤った論を撒き散らしているから批判しています。
次に、ただでさえ少数派の反戦平和勢力なのに、強い危機意識を持っている方が自覚せぬまま敵対行動に踏み込んでいることをはなはだしい損失だと考えるからです。
※ いくつかの質問と思われる事柄については機会を見つけて説明するつもりです。
(貼付け終了)