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人が生き延びれる世界を
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投稿者 まとはずれのおせっかい 日時 2007 年 1 月 06 日 16:57:51: hB50P3GpBNyQs
 

キリマンジェロ山頂の雪は 何も手を打たないと、20年後に、溶解するという。「地球温暖化」によるものであることは、疑い得ない。雪がなくなれば、水源のひとつがが枯渇し、旱魃、砂漠化、環境難民が発生する。

2007年もまたは、記録的な暑さが予想されている。原因は、人為的な気候変化(異常気象なぞとはもういわない)とエルニーニョの影響らしい。蛇足だけど、あと40年で漁業は成立しなくなるらしい。

いまや、環境保護団体の運動家や学者ではなく、世界資本主義の中枢にいるいるエコノミストが、気候変化に対する具体的な提案をしている。元世銀主席エコノミストのスターン卿の700ページに及ぶ英政府の委託にもとずく報告書である。
http://news.bbc.co.uk/2/hi/business/6096594.stm
GDPの一パーセントを「堪えられうる気候変化」のために投資しろと提案している。多少貧しくなるかもしれないが、長期的には地球(と金儲けの)将来のためには必要である、との指摘。

記憶違いでなければ、ここ数年来、アメリカ、日本のCO2の排出量は増えている。ドイツは減っている。実際的な提案するイギリス、環境保護の実践化しているドイツ、いまだ、環境問題を無視しているアメリカとは異なる、ヨーロッパ系の理性を感じる。

米欧日が経験した、消費、環境破壊文化を、中国、インド、南米がリピートすることを想像してみたまえ、地球なぞいくつあっても足りるまい。人類自らの生きる基盤を破壊する、比喩ではない。

昨秋のある新聞記事、ある気候学者によると、地球が、百年後、「おおよそ」今のままである可能性は、九十パーセント程度だという。どう試算したか知らないが、かなり、楽観的な数字だと思う。

アフリカ、アジア(水位上昇)から、何十年単位の話だろうが、環境移民が今後増大するだろう。彼らを「地球市民」として受入れる、寛大な「地球市民」を期待できるのだろうか?

人間は、自然から生まれ、自然とともに生き、やがて自然の静寂に帰る。この何世代にもわたる、自然の営みが崩れようとしている。
人の驕りが人類を破滅に導きつつある、現在進行形である。やがては、「未来完了」になってしまうのだろう。

一人一人の個人の努力で解決できる単純な問題ではないけど、まず、一人で何ができるのか考え実行したい、いますぐに。
まずは、電気のスイッチをこまめに消すこと、自動車を必要以上に利用しないこと、生活を簡素化すること。。

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