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カルト集団の創価学会による巧妙な言論弾圧が実行され、それによってマスメディアが完全に発言を封じられていたらしいことが判った。
小泉政権の末期頃に出てベストセラーになった本として、「小泉純一郎と日本の病理」という大の本があり、それを読んで大変な情報が詰まっていると思ったことがある。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4334933688/250-5330185-1699445?v=glance&n=465392
著者の藤原記者はアメリカに住んでいるらしいから、それであんな大胆なことを書けるのだと思い、日本ではとてもあんな分析は活字にならないが、一種の黒船的な本があれだと痛感したものだ。藤原記者がやっているホームページを見たら、あの本は唯一の例外を除き書評がゼロだったと書いてあり、そんなことは予想もしなかったので驚いてしまった。どうやら創価学会が圧力を加えたらしいので、掲示板に書き込んである議論の一部を参考のために以下に貼り付けてみるが、恐ろしい言論弾圧が密かに進行中らしい。
<貼り付け開始>
56 名前:藤原肇 投稿日: 2007/04/20(金) 15:02:10
久しくご無沙汰してしまいました。ゾンビ本を書いたことにより目を傷めてしまい、昨年の春に第一回の目の手術をしてから合計で四度の手術を行って、この3月23日に四度目のものが終わりました。お陰で天眼鏡なしで老眼鏡で本が読めるようになり、医者からコンピュータのスクリーンを短時間なら、サングラス使用で見ていいとの許可が出たので書き込みました。
ご縁のあった丸山真男さんや森嶋通夫誰さんも晩年は失明しており、私も多読なので心配しましたが失明はまぬかれ、これからも本は読めそうで有難いことです。これからは参考資料として遺すために、とりあえずはJZPが出るまでの経過について、ボチボチ書き綴ることから始めてみます。
また、コンピュータの使えなかった過去半年を費やして、世界の大学図書館にJZPを寄贈するために、贈呈シールを貼って宛名書きをおこない、これまで米国の大学400校世界の大学120校に発送し、あと100校あまり世界に向けて送れば目的を果たし、肩の力をぬけるという段階になっています。ということで、JZPを次の世代に引き渡す作業は一段落しかけています。
57 名前:藤原肇 投稿日: 2007/04/26(木) 06:08:51
誰も正面から小泉のゾンビ政治を批判しなかったので、一年を費やして『小泉純一郎と日本の病理』として出版になった本は、最初は『狂乱政治の解体新書』という題だった。だが編集長がいまどきの人間には難しすぎると言ったので、『狂乱政治と日本の病理』という題に改めて編集を進めたのに、土壇場で私の知らないうちにさらに改められて、最終的にはあんな題で世に出てしまったというのが裏話。
というのは、出版の二、三週間前にロスの旭屋書店に行って店長と話をしたときに、「藤原さん、今度は小泉首相についての本を出すそうですね」と言われ、「どうして小泉なんて知っているのですか」と聞いたら、『小泉純一郎と日本の病理』という題の本で出版案内が来ています、ということだったので驚いて出版社に問い合わせをしたら、「営業の希望で題を売れるように変更させてもらいました」との返事である。
そこで「そんな嫌らしい題の本は出したくない」という著者と、「もう印刷の手配もしたし大手書店に重点配本で手を打っている」という出版社の間でスッタモンダがあったが、既に取次ぎや書店に手配済みということで、仕方なく著者が折れることで本が出ることになった。
58 名前:藤原肇 投稿日: 2007/05/17(木) 10:06:12
自分の本が出たという感じがしなかったのに、出版から一週間で増刷りになったのは、多くの読者に読ませるという出版社の目論見が当たり、ベストセラーの一角にランクされたからだろう。
また、多くの読者を獲得した理由としては、小泉のインチキ政治を正面から批判した本として、第一号だったという名誉せいかもしれない。そのせいで陰湿な出版妨害によって、本が手に入らなくなるという噂が流れたし、多くの人から危険だから日本に近づかないようにというメッセージが届いたので、恒例の秋の訪日は中止せざるを得なくなった。
国策逮捕という言葉がメディア上に氾濫したし、読者の一人に成田空港の通関を出たところで、検察官に包囲されて拘束されたまま、未決で三年も小菅の拘置所に収監され、人生を狂わせられた人から体験談も聞いていた。また、鹿砦社の松岡社長も名誉毀損容疑で逮捕され、半年間も接見禁止で拘束された上に、神戸地裁は懲役一年二ヶ月の判決を下している。日本はすでに強権国家として言論に対して、徹底的な弾圧を下すファシスト体制が根を張り、思想や言論の自由は踏みにじられている。
それを鋭敏に感じとった読者たちの忠告は有難く、中には体制の中枢近くの人もいるので、恒例の訪日は暫く中断するこちにしたのであるが、植草教授の冤罪からして日本の現状は、まともでないことは誰の目にも明らかなのに、それを押しとどめる市民の声は実にか細い状態が寂しい。
59 名前:細川孝雄 投稿日: 2007/05/17(木) 22:48:33
『小泉純一郎と日本の病理』には情報が満載されていた。その内容の多さは驚くべきものであり、資料として第一級のものとして使えると思った。それだけにベストセラーになったこの本に対して、書評が全くかかれなかったというのは驚くべきことであり、それだけこの本が抹殺の対象になった点では、歴史的な存在価値を持っていたという証拠になる。
この本が新聞や雑誌から黙殺されて書評も紹介も無かった理由は、第六章の後半に創価学会のことが総括的に書かれており、それがメディアへの圧力の原因になったと考える。これだけ創価学会の正体について抉り出した本は、藤原弘達の『創価学会を切る』以来の画期的なことで、沈黙が続いた世界に風穴が開いた感じだった。出版妨害の代わりに書評の活字化の抑圧が、行われていたに相違ないと考えるのは正しいだろう。
<貼り付け終了>
あれだけ多くの情報が詰まった本だから気がつかなかったが、出版社の自主検閲で三割もカットしていたとは酷い話であり、題名も著者に無断で変更していたとは驚きだ。だがそれ以上にショッキングなのは、小泉政権についての調査報道の本だったのに、新聞も雑誌も書評も書評として取り上げなかったという事実である。そこまで創価学会や政治権力の魔手が日本のマスメディアを支配したというのは、恐るべきことだ。それに対しての唯一の抵抗力を持っていたのが電子メディアだから、誰も新聞や雑誌を読まなくなるのは当然のことかもしれない。、
そういえばすごい情報が詰まっていたせいだろうが、ネット上でのこの本からの引用が多かったのを思い出す。
http://72.14.253.104/search?q=cache%3A3l03LwMoVDAJ%3Ad.hatena.ne.jp%2F%2Fkamayan%2F20060102
創価学会だけではなくて統一教会との関連で、安倍内閣の酷さを予想させることも書いてあった。今更ながらこの本の持つ威力のすごさを痛感させられる。
それを考えた上で安倍と『週刊朝日』の間での喧嘩を見れば、すぐ感情的になる安倍のお粗末さがたちどころに分かるが、本当に価値ある言論は権力者から弾圧される運命にあり、その手先になるのが言論メディアだというのは痛烈な皮肉だ。それにしても、ベストセラーになった本の書評がゼロだったとは、出版界がそこまで腰抜けになってしまったとしたら、この国の言論の自由は一体どうなってしまうのだろうか。