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(回答先: キリスト教の到来とその目的 投稿者 航海者・名もなき人 日時 2008 年 2 月 03 日 11:49:07)
今日のユダヤ人の大部分はパレスティナ出自ではなくコーカサス地方のハザール王国出身といわれています。おそらくレヴィ人がハザール人をユダヤ教に改宗させたのだと思われますが、その理由を考えてみます。
分かり易い理由としては、世界各地に散らされたユダヤ人が移住した土地でキリスト教やイスラム教に改宗してユダヤ教信仰を捨ててしまった、あるいはタルムードの背徳性を拒絶して旧約聖書の信仰に戻ってしまいタルムード・ユダヤ教を信仰するユダヤ人の数が減少して新世界秩序のアジェンダの遂行に支障をきたしたため人員補充をしなければならなくなった、ということが挙げられます。しかしこれは私の考えですが、レヴィ人は最初からパレスティナ出自のユダヤ人だけではアジェンダ遂行に数が足りないと考え、キリスト教・イスラム教の確立後に第二ユダヤ人を創るつもりだったのではないでしょうか。それにまずヨーロッパとオリエントの境界に双方の軍事的侵攻を抑制する緩衝地帯を作る必要がありました。キリスト教・イスラム教双方の宗教が確立する前に一方が他方を圧倒することがないようにするためです。キリスト教世界とイスラム教世界の境で中立を守るには一神教の母体であるユダヤ教を信仰することが最適ということもあります。そしてレヴィ人はコーカサス地方で頭角を現してきたハザール人に『蛇の知恵』(カバラから得られる知識のこと)を与えて物質的繁栄をもたらし、その見返りにユダヤ教に改宗することを求め、徐々にタルムードの教義も浸透させていったのでしょう。とはいえ、中にはタルムードの信仰は拒否した人も勿論いたでしょう。
カライ派-Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%A9%E3%82%A4%E6%B4%BE
ハザール王国の歴史 〜 誕生から滅亡まで 〜
http://hexagon.inri.client.jp/floorA4F_ha/a4fha100.html
高水準の文化・経済活動を展開していたハザール王国
http://hexagon.inri.client.jp/floorA4F_ha/a4fha204.html
ユダヤ教に改宗したハザール王国
http://hexagon.inri.client.jp/floorA4F_ha/a4fha301.html
当時の西欧ユダヤ人たちによるハザール報告
http://hexagon.inri.client.jp/floorA4F_ha/a4fha303.html
「ドイツの有名なユダヤ人旅行家ラビ・ペタチアは、1170年から1185年の間に、東欧と西アジアを歴訪し、『世界をまわる旅』を出版。
彼は旅の途中、ハザール王国の中心部を8日間かけて横切ったが、ハザール人のユダヤ教の内容を知って、ショックと怒りを感じたという。なぜならば、ドイツの正統なラビ(ユダヤ教指導者)であった彼にとって、ハザール人のユダヤ教の教えは、いかにも原始的で嫌悪すべき異端の教えでしかなかったからだという。」
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