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□カンヌまで恥をかきに行った松本人志 [ネットゲリラは潜水艦戦である。]
http://my.shadow-city.jp/?eid=435213
カンヌまで恥をかきに行った松本人志
そもそもカンヌ映画祭といっても松本人志が出展したのは監督週間といって別物らしいんだけどね。これが、マスコミ絶賛、素人のブログは不評と、クッキリ分かれるわけだ。要は、カネを貰って書く人なのかどうかの違いなんだが。で、おいらも原稿料をどこかから貰っているわけじゃないので悪口を書けるんだが。しょせん電通吉本連合のヤラセじゃ、外人までは通用しなかったわけで目出度い。
ところでカンヌと言えば世界の北野、北野武なんだが、はじめてカンヌに出品したのが「ソナチネ」で、会場に800人満員の観客を集めて上演したんだが、終わってみたら50人しか残ってなかったそうで。ところが、その50人の中から熱烈な北野マニアが生まれ、噂を広め、世界の北野に育った、という経緯がある。たけしの場合は電通も吉本もついてなかったので版権取られてしまったんだが、今回の松本人志の参加は「第二の北野」という掛け声でせっせと売り込んだ成果で、誰も知らない初監督作品なのに出品できた、という話なんだけどね。で、映画の内容については、現地滞在の相場師wがレポートしているんだが。
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結論から言うと、非常に残念な感じの映画だった。新人監督のスタンディングオベーションはお約束なのだが、何人か仕込みらしい人が必死で煽るものの、なにかちょっと困ったようなそこそこの拍手だけで終わった。
どういうことかというと、笑えるポイントはたくさんあるのだが、映画としての完成度が低すぎるのと、テンポが悪い。日常生活を延々と流す系の映像なんかは、わりとフランスで人気があるのだが、それは映像美があって初めて評価される。
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どうもね、おいら、生理的に松本人志ってのが嫌いなわけだ。ああいう
偉そうにふるまうお笑いタレントは大嫌いで、特にセンセエと呼ばれないと返事をしない芸術家気取りの片岡鶴太郎とか大嫌いなんだが、松本人志にもそんな傲慢さが垣間見えるわけだ。で、松本人志は10年くらい前に「頭頭」(とうず)というビデオを撮っているそうなんだが、きっとこの映画の事も10年後には、なかった事になっているんだろうね。
死んだ女より もっと哀れなのは 忘れられた女です。 マリー・ローランサン
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□すべらないだけで良かったのか。 [50万円から小豆御殿 〜商品先物取引ブログ]
http://blog.livedoor.jp/booboowambo/archives/50952068.html
2007年05月21日
すべらないだけで良かったのか。
タダ券をいただいたので、カンヌ映画祭で松本人志の『大日本人』を観てきた。
昨晩の初回の上映は、あまり人が入っていなかったが、今日の2時の回は満員。日本人監督への期待の高さが伺える。
結論から言うと、非常に残念な感じの映画だった。新人監督のスタンディングオベーションはお約束なのだが、何人か仕込みらしい人が必死で煽るものの、なにかちょっと困ったようなそこそこの拍手だけで終わった。
どういうことかというと、笑えるポイントはたくさんあるのだが、映画としての完成度が低すぎるのと、テンポが悪い。日常生活を延々と流す系の映像なんかは、わりとフランスで人気があるのだが、それは映像美があって初めて評価される。
さらに、最後の10分くらいは明らかに手を抜いていて、収拾がつかなくてファーラウェイな終わり方をする学生演劇のような印象だ。これは、プロフェッショナルの作品ではない。
あまり松本人志のドラマは見たことがないのだが、10年くらい前に観たビデオ「頭頭(とうず)」の暗さに似ている。あれが松本人志にみんなが求める物だろうか。チャップリン化というか、自分の笑いに傲慢になりすぎて、客を見なくなってはいないか?
「客の期待には必ず応えなければならない。ただし、それは客の期待しない方法で」 (by デーモン小暮)
大衆迎合した笑いも見たくはないが、なにかその辺の心意気がなさ過ぎる。なにより、完成度の低さは、この映画を「日本人監督の作品」として観に来た多くの観客の期待を裏切ったと言える。
誰が審査を通したか知らんが、少なくともカンヌで上映されるべき映画ではなかった。
あと、映画が呼ばれてもいないのにカンヌをうろついている香取慎吾とキムタクは、みっともなさ過ぎるので、早く帰った方がいいと思う。
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