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「ダビデの星:ロックン・ロールのユダヤ物語」ーロック界で活躍するユダヤ系ミュージシャン。「だから危ない」とネオナチ
http://www.asyura2.com/07/bd48/msg/694.html
投稿者 Sun Shine 日時 2007 年 5 月 04 日 19:15:06: edtzBi/ieTlqA
 

私は”ネオナチ”ではないが、彼らのHPに面白いものがあったので紹介したい。

ロック(英語では正しくはロックン・ロールだが、略してロックと書く)は、「タビストック研究所」が、若者をマインド・コントロールするために普及させたとする説が、陰謀論者の間では当たり前のようになっているが、実はネオナチの連中も、ロックを陰謀論と結びつけてとらえている(笑)。ただし、彼らは「ユダヤ系がロックの普及に”多大なる貢献”をしている。だから危ない」といっているのだ(爆笑)。しかし、音楽業界におけるユダヤ系アーティストの活躍については、真実でもあるから、途中でおかしな論理展開になっているが、"ネオナチ”のHPから取り上げた次第(笑)。

このHPは、スコット・べナードという元サンーセンティネルの音楽ライターが書いた、「Stars of David: Rock 'n' Roll's Jewish Stories (ダビデの星:ロックン・ロールのユダヤ人物語)」という本から、いかに多くのユダヤ系が音楽業界のマネージメントや制作者としてだけではなく、ロック・ミュージシャンとして大活躍しているかという部分を引用して書いている。

ロックン・ロールとは、「ブギウギ」の変形したリズムである8ビートと「リズム&ブルース」が交じり合って、黒人の新しいポップ音楽として1950年代に誕生したもので、チャック・ベリー、ファッツ・ドミノなどの黒人ミュージシャンによって始められたが、後にエルビス・プレスリーが、カントリー&ウエスタン的フレイバーも加味し、彼らの歌い方の真似をして大スターになったことから、白人のロックン・ロール(ロック)が大流行するようになってきた。ビートルズがエルビスや黒人のロックン・ローラー達の大ファンだったことは有名な話。

ユダヤ系のロック歌手やバンドが出てくるのは、大体、1960年代からである。ネオナチのHPによれば、以下のようになる。

「白人好みの音楽は、美しいメロディー・ラインやハーモニーの音楽で、クラシックやシンプルなアーリア系のメロディー、フォークソング、ワルツ、ポルカなどだった(爆笑)。

ところが我らに、新しい、”文化的”アイデンティティの一部として、白痴的な、不平不満で愚痴だらけの歌詞、犬の遠吠えのような叫び、痙攣が起きたような体の揺さぶり、それに猿のようなダンスを普及させ、黒人と一緒にさせることによって、我々の文化程度をおとしめたのは誰か(大爆笑)。人種差別の廃止とこのようなことを促進したのは誰か。それは言わずと知れたユダヤ人達だ(爆笑)。

スコット・べナード氏はユダヤ系とロックについて、大変興味深いことを書いている。

例えば、すべての音楽ファンが、ボブ・ディランは、ユダヤ系であることを知っている。 しかし、他にもこういう人達がユダヤ系であることを知っているだろうか。

マンフレッド・マン(マイティー・クイン)、ピート・ブラウン(クリームのSunshine of Your Loveの作詞家)、フィービー・スノー(ポエトリー・マン)、プロコル・ハルムのキース・リード、Tレックスのマーク・ボラン、マウンティンのレスリー・ウエストとコーキー・レイング(ミシシッピー・クイーン)、ジェーンズ・アディクションのペリー・ファレル、キス(?)のジェーン・シモンズとポール・スタンリー?、カントリー・ジョー・アンド・ザ・フィッシュ(こんな古い人、知っているか?)。

ユダヤ系がこれほどまでにロックに"貢献”した理由は、ユダヤ教と音楽とが切っても切れない関係にあるからだ(注:ユダヤ教の祈りの際には宗教歌を歌う)。この両者は、ユダヤ教徒以外の者が想像する以上に強くて深い絆がある。

ユダヤ系のミュージシャンの多くは、ユダヤ教の大変熱心な信者である。例えば、デヴィッド・ブライアン(ボンジョヴィのキーボード・プレーヤー)はユダヤ教の祝祭日には、彼が所属しているユダヤ教の礼拝堂でショーファーを吹くというし、スタン・リンチ(トム・ぺティーとハート・ブレイカーズの元ドラマー)は、コンサート・ツアーの時にも必ずHanukkah menorah(ユダヤ教徒が使うキャンドルのようなもの)を持って行く。

デヴィッド・リー・ロス(ヴァン・ヘイレン)も同様に大変熱心なユダヤ教徒だ。

しかし何人かの有名なユダヤ系アーティストは、べナード氏の取材に協力しなかったそうだ。彼らの名前を挙げると:

サイモン・アンド・ガーファンクル、キャロル・キング、アーロ・ガスリー、J.ゲイルス・バンドのメンバー。

しかし、その他にも取材に協力した人は:

アル・クーパー、マイケル・ブルームフィールド、ハーヴェイ・ブルックス、ザル・ヤノフスキー、デヴィッド・グリスマン、ピーター・ヤロー、ドン・ワズ、マックス・ヴァインベルク、およびジュリー・ゴールド。彼らはユダヤ人としてのさまざまな経験を語った。

何人かのロッカー達は、非常に厳しい宗教的家庭環境の中で育ち、また一方では無神論者もいた。

ビリー・ジョエル(ホロコースト生存者の息子)はカトリック教徒の家庭で育ったといい、またある者は、一般的なユダヤ系のアイデンティーティーとは異なるものを持っていたため、自らをアウトサイダーだと感じ、それが音楽の道に入っていった理由だと言っている。そしてまた、 ある者は反ユダヤ主義者とステレオタイプ的見方をされた経験について話をしている。

勿論、音楽産業におけるユダヤ人支配という大問題があるが、ここではそれには触れない」


ロック界だけでなく、クラシッツク界でも例えば、マーラー、シェーンベルグ、ショスタコーヴィッチ、ストラビンスキー、アイザック・スターン、バーンスタイン等々、才能あふれる素晴らしいアーティスト達が沢山いる。アフリカ系の人々がそうであるように、ユダヤ系の人々もまた、音楽と深く結びついているのだ。

イスラエルのフォークソングに、ナオミ・シュメルの書いて歌った「黄金のエルサレム」という曲がある。これは1967年6月の「6日戦争」(第3次中東戦争)勃発前の5月15日に行われた「イスラエル音楽祭」で、エルサレム旧市街へのユダヤ人たちの思いとここに戻っていくことを旧約聖書の言葉から引用し、予言して歌った曲だが、何と3週間後には本当にそのとおりになったことで有名な曲である。これはイスラエルの「第二の国家」とも言われ、ずっと歌い継がれてきている(「6日戦争」を事前に仕組んでいたから、民衆を鼓舞するために彼女につくらせたのかどうかは知らない・・笑)。

政治、宗教、音楽が深く結びついた時、人々にどんな強いマインド・コントロールを与えるかということをちょっと的外れながら(笑)、ネオナチの人々が教えてくれているのかもしれない。

(ユダヤ教徒のミュージシャンに負けないほど、創価学会員のミュージシャン達も沢山いるから、こちらも注意しよう・・笑)


ネオナチのHP
http://www.theneworder.org/news/rockrolljewish.htm
'YOU'RE NOTHIN' BUT A HOUND-DOG
Jews introduce rock 'n' roll


Stars of David: Rock 'n' Roll's Jewish Stories
http://www.amazon.com/Stars-David-Rolls-Jewish-Stories/dp/1584653035
Stars of David: Rock 'n' Roll's Jewish Stories (Paperback)
by Scott R. Benarde (Author)

Book Description

What Grammy-award winning band's Jewish members recite kiddush before their Friday night concerts? What member of a world-famous band blows the shofar at his synagogue on the High Holy Days? What famous rock musician packed his menorah as well as his drum set when preparing to go on world-wide concert tours? How did Judaism's historic affinity with music--the Torah was meant to be sung--translate into some of the best-loved rock 'n' roll songs of the past century?

Inspired by a backstage conversation with David Lee Roth during which the rock star revealed that he first learned to sing preparing for his Bar Mitzvah, Scott R. Benarde spent five years combining his love of Judaism, journalism, and rock 'n' roll investigating the Jewish contribution to rock music from 1953 to the present. Noting that outside of the Christian rock genre the media had rarely (with the exception of Bob Dylan) dealt with a rock star's religion or spirituality, Benarde was determined to find out how Judaism influenced rock music and the people who created it. Jews kvell when they discover that someone famous or accomplished in any field is a member of the tribe, but wouldn't it really be something if these celebrities cared about being Jewish?

Focusing on these musicians, singers, and songwriters, Stars of David offers a highly readable collection of short vignettes that demonstrate the rich strand of Jewish belief and sentiment that underscores the work of many of the best-known rock stars of our time. Among those discussed or interviewed are the legendary songwriting teams of Jerry Lieber and Mike Stoller and Barry Mann and Cynthia Weil, performers such as Bob Dylan, Melissa Manchester, Janis Ian, Randy Newman, Billy Joel, Kinky Friedman (of the Texas Jewboys), and David Lee Roth, and members of groups such as the Tokens, Jay and the Americans, Country Joe and the Fish, Yes, Tom Petty and the Heartbreakers, Bon Jovi, Phish, the Wallflowers and many others.

Benarde reveals how Judaism has played a greater role in rock music than we realize and discovers that many Jewish rockers are more in tune with their Judaism than we would have imagined. Based largely on one-on-one interviews with the artists, the result is a surprisingly personal and introspective consideration of faith, art, and the relationship between pop culture and spirituality. Also revealed is the sheer variety of the Jewish experience in rock 'n' roll: from the deeply religious childhood of some to the late-in-life religious reawakening of others; from the explicit use of scripture in song to the subtle yet resonant religious motifs that influence this most secular genre of music. With entertaining anecdotes and personal revelations enhanced by more than seventy photographs, Stars of David is not so much about how Jewish these artists are but ultimately, how they are Jewish, and how their Jewishness has affected rock 'n' roll.

Jerusalem of Gold
http://en.wikipedia.org/wiki/Jerusalem_of_Gold

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