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□ロボットにも人権? 「早すぎる」と専門家が反論 [ITmedia News/AP]
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0704/25/news025.html
ロボットにも人権? 「早すぎる」と専門家が反論
ロボット技術の急速な発展を受けて「人権をロボットにまで拡大することが要求されるかもしれない」と英政府は報告しているが、ロボット工学専門家は否定的だ。
2007年04月25日 12時17分 更新
ロンドン(Associated Press)
英国の科学者が、増えつつあるロボットの利用に関する公開議論を求めている。その一方で専門家は4月24日、知能を持つ機械に人権を与えるよう求める声が出てくるかもしれないとする政府委託による報告書を批判した。
「人工知能(AI)は現実になり、幅広く導入されている。(AIが自分自身を複製、改善できるのなら)人権をロボットにまで拡大することが要求されるかもしれない」と英科学イノベーション庁が昨年発行した報告書には記されている。
ロボット工学の専門家らは、この報告書は、ロボットが現代の暮らしにどのように溶け込んでいるかという現実的な問題から注意をそらさせると指摘している。専門家らは24日夜(英国時間)、ロボット工学の認知度を向上させ、人々がどのような機械の活用を望んでいるのかを知るために公開討論を行う。
問題の報告書は、医療、技術、科学のトレンドを追う未来研究者による一連の論文で構成されている。その1つがロボットの権利問題について論じている。
知能を持つ機械を生み出す技術が急速に発展する一方で、専門家は今もなお、ロボットの権利について議論するのは時期尚早だと考えている。
「まだその段階には至っていない」とエセックス大学のコンピュータサイエンス教授オーウェン・ホランド氏は語る。「ロボット工学でこれから起こり得ることを測る時間的尺度はない」
研究者らは、知能を持つロボットが近い将来作られるかどうか疑わしいと考えている。
「機械が意思を持つという考えはおとぎ話のようだ」とシェフィールド大学のコンピュータサイエンス教授ノエル・シャーキー氏は語る。「ロボットの権利を今論じるのはまだ早い」
あらゆる技術と同様に、ロボット工学の問題はその用途にある。
「たくさんの恐ろしいシナリオを想像できる」とシャーキー氏は語り、ロボットをどう利用するべきかを決めるのは市民だと付け加えた。「適切に利用すれば、ロボットは最終的に人類に利益をもたらす」
自分で部屋を掃除する掃除機から、航空機のオートパイロットまで、ロボットは既に日常生活の一部になっている。英軍では、遠隔操作で爆弾処理などを行うもっと高度なロボットも導入されつつある。
英国はロボット利用で他国に後れている。日本は特にロボット採用が進んでおり、高齢者の世話ができるロボットも開発している。同国の研究者は、見たり聞いたりにおいをかいだりできるだけでなく、最高で70キロの重さのものを運べる高さ1.52メートルのロボットを作り出した。
米国では6年前に、連邦議会が軍用ロボットの3分の1を2015年までに自律型にすることを求めた。現在米軍が使っているロボットは砂漠地帯を自律的に移動できる。研究者らは都市部でも同様のことができるかどうかを調べているところだ。
昨年韓国では、科学者らが人を殺すこともできる武装警備ロボットを開発した。韓国当局者は、銃を装備したロボットを北朝鮮との国境のパトロールに当たらせることを提案した。
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