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□【社説】米国産牛肉に牛ふん振りまいた非常識な反FTA団体 [朝鮮日報]
http://www.chosunonline.com/article/20070716000046
記事入力 : 2007/07/16 13:55:07
【社説】米国産牛肉に牛ふん振りまいた非常識な反FTA団体
米国産牛肉の一般向けの販売が再開された13日、「韓米FTA阻止汎国民運動本部」をはじめとする団体の関係者らが牛肉売り場に集結し、牛ふんをばらまくなどして販売を妨害するデモを行った。一同は米国産牛肉を販売する小売業者に対し、不買運動を開始すると脅迫し、一部の業者に対しては「米国産牛肉は販売しない」との覚書を書かせた。まるで暴力団がテーブルをひっくり返し、食堂の主人などからみかじめ料を脅し取るのを思わせるような、暴力行為だ。
そのあおりを受け、大型量販店のなかで最初に米国産牛肉を店頭に出したロッテマートは、53の店舗のうち7カ所で販売を中止せざるを得なくなった。これらの店舗では米国産牛肉を購入しようとわざわざやってきた消費者が、「なぜ売らないのか」と抗議する場面もあった。
こうした騒ぎにもかかわらず、ロッテマートでは15日までの3日間に輸入牛肉の販売量が通常の3倍近くに達した。特に問題なく販売することのできた店舗では、米国産牛肉の入荷分がすべて売り切れただけでなく、オーストラリア産牛肉の売り上げも通常より約40%増加した。それだけ消費者は安い牛肉を望んでいたことになる。米国産牛肉の価格は等級が同じ国産牛肉に比べるとほぼ半額で、オーストラリア産牛肉と比べても約20%安い。一部団体による「狂牛病肉」との批判や扇動も、消費者にはあまり通じなかったようだ。
米国産牛肉を買うか買わないかは、消費者が選ぶ問題だ。政治的な目的を帯びた反FTA団体に、売るな、買うなと言われる筋合いの問題ではない。これらの団体は、何の権利があって消費者から安い牛肉を買う機会を奪っているのか。
今回の営業妨害を含む違法デモを起こした人々には、良心というものがないとしか思えない。米国産牛肉の陳列棚に牛ふんをばらまく行為は、結局のところ、庶民や消費者に牛ふんを投げつけるも同等の行為だったことに気づくべきだろう。
朝鮮日報/朝鮮日報JNS
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投稿者 white 日時 2007 年 7 月 13 日 20:10:49: QYBiAyr6jr5Ac