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(回答先: 【社説】北の現実を見せるだけで説得力失う「全教組教育」 [朝鮮日報] 投稿者 white 日時 2007 年 4 月 28 日 10:27:33)
□【社説】教育の左傾化が深刻な歴史教科書に検定制度導入 [朝鮮日報]
http://www.chosunonline.com/article/20070127000018
記事入力 : 2007/01/27 11:33:34
【社説】教育の左傾化が深刻な歴史教科書に検定制度導入
教育部が現在国定教科書が使われている中学・高校の国史教科書を2009年から検定方式に変えるとの方針を明らかにした。さらに韓国史だけでなく、国語や道徳にも民間の出版社が製作した教科書を採用するという。
教科書への検定制度の導入は世界的な流れだ。生徒たちに多様な意見や内容を教えるためにも、複数の教科書を認めて競争させることが望ましく、韓国でもすでに中学・高校のほとんどの科目で教科書検定制度が導入されている。
しかし韓国史の教科書に限っては、別の事情を考慮せざるを得ない。
韓国はここ数年、左傾化した韓国近現代史の高校教科書を原因とする深刻な問題に巻き込まれている。全体のほぼ半数にあたる教師が北朝鮮政府の成立過程や権力世襲を好意的に教え、大韓民国については独裁と腐敗の部分を強調し、米国や日本に従属してきたように描写する教科書を採択し、教えているからだ。
これは左派の歴史学者たちが教科書の執筆を担い、全国教職員労働組合(全教組)に所属する歴史教師たちがその教科書を採択するという「左傾化した歴史教育システム」が原因だ。
こうした状況が変わらない状態で韓国史教科書に検定制度が導入されれば、左寄りの学者が作った左翼的な教科書を通じ、中高生たちは大韓民国の歴史を「正義が敗北し、日和見主義がのさばってきた歴史」と習い、大規模な粛清を行い権力を世襲してきた北朝鮮の歴史については「革命家の家系による神聖な国家建設だ」と教わる、とんでもない状況になることは目に見えている。
左派の学者や教師に大きな影響力を持つある老歴史学者が書いた歴史書は、日帝時代の右派による民族運動にはほとんど言及せず、共産党運動や労働運動などの左派に関する説明に終始している。
また韓国戦争(朝鮮戦争)については「大小の軍事衝突が続き、全面戦争へと拡大した」と北朝鮮による軍事挑発の責任をうやむやにし、金日成(キム・イルソン)の韓国占領政策が「広範囲な人民の利益を代弁した」と高く評価している。
韓国史の教科書に検定制度が導入されれば、このように都合の良い部分だけを焦点化し、歪曲(わいきょく)した左寄りの教科書がはびこることは目に見えている。
将来、国を背負う世代の国家・歴史・民族に関するアイデンティティーを決定づける韓国史の教科書までをも、親北朝鮮勢力に引き渡し、またも理念的な大混乱を生じさせるようなことは阻止しなければならない。
朝鮮日報／朝鮮日報JNS
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