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□中国朝鮮族の暴力団員32人を一斉検挙 [朝鮮日報]
http://www.chosunonline.com/article/20070427000062
記事入力 : 2007/04/27 16:07:33
中国朝鮮族の暴力団員32人を一斉検挙
ソウル九老区加里峰洞一帯のチャイナタウンで活動していた中国朝鮮族の暴力組織「延辺黒蛇派」32人が警察に逮捕された。韓国に在留中の海外同胞らが自ら組織名までつけて暴力団活動を行い、摘発されたのは非常に珍しいケースだ。
警察は26日、中国・延辺出身者らで暴力団を結成し、他の暴力団員らを暴行、歓楽街の遊興業者などから金品を奪った容疑で、ヤン某容疑者(38)など7人を逮捕、チェ某容疑者(44)など25人を立件した。
警察によれば、ヤン容疑者は中国の巨大マフィア組織の1つ「黒蛇会」行動隊長として中国延辺地域で活動し、2001年7月に韓国に入国、05年7月に加里峰洞で中国朝鮮族の不法滞在者などを集め、延辺黒蛇派を結成したという。
ヤン容疑者などは、昨年12月25日午前2時に加里峰洞のある屋台前の路上で、ほかの中国朝鮮族の暴力団「黒竜江派」の構成員イ某さん(30)を拉致、凶器で足首を刺して重傷を負わせるなど、昨年6月から今年2月までに9人を暴行した容疑を持たれている。警察の取り調べに対し、ヤン容疑者は「昨年12月中旬、加里峰洞の勢力争いの過程で黒竜江派の構成員に凶器で腹を刺されたので、その復讐のためにやった」と供述しているという。
またこの暴力団は、昨年5月から今年3月まで10回にわたり、遊興業者の経営者らに「しっかりと管理してやる」などと持ちかけ、250万ウォン(約32万円)余りを奪った容疑も持たれている。
そのため加里峰洞の一部業者らは彼らを恐れ、刀を通さない防護服を着て営業をしている。
加里峰洞で飲食店を営むAさんは「彼らは普段から足首や背中に刀やオノを隠し持ち、ささいなもめ事でも凶器を振り回して商売人らを脅していた。特に中国朝鮮族の人たちはひどい目に遭っても報復を恐れ、被害の事実を隠すケースが多い」と話している。
チョン・ヒョンソク記者
朝鮮日報/朝鮮日報JNS