★阿修羅♪ > アジア7 > 378.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
(回答先: 安倍総理大臣は慰安婦と旧日本軍よる性的暴行にたいして一日でも早く公式に謝罪すべき【考察者Kさんへのレス】 投稿者 謝寅 日時 2007 年 3 月 18 日 07:45:24)
>謝寅さん ご意見に感謝します。
>【私にご教示してくださった考察者Kさんには、大変感謝します。】
実際問題として「この様な文章を書いてくださる事」は中々できない事だろうと素直に感心しています。
Kの意見を「左派のイチャモンとして切捨てず」に真摯に受け止めて下さった事に感謝しておきます。m(__)m
多分ですが、幕府山事件は「中島中将(第16師団長)」の人間性によって起こった悲劇でしょう。
Kが前に調べた時には「軍部は山田支隊には俘虜を16師団に移送するように支持しています。」
山田支隊は「それを守ろうと努力もしました」
しかし、中島中将は「それを拒否」し「始末してしまえ」と主張します。
当時は「皇軍の規律」という概念を持っている兵士も多く、相当数の将兵は「使命感と規律を保っていました」
両角手記などには「悪い事をした。後ろめたいから隠したい」という思いが読み取れます。これは逆に言えば「悪い事を認識していた」と言う事です。
つまり「皇軍の誇り」というのは保たれていたのでしょう。
それを、現実の壁が「俘虜の虐殺」を行わせた。とKは見ています。
戦争と云う「異常な状況下」においては、人間性は消滅します。
南京虐殺もしくはレイプ事件なども、本来なら「歴史上で、特に残虐だ」とは言い切れないでしょう。
ただ、師団長クラスに「問題のある人物がいた」ので、歴史上の汚点になってしまっています。
軍上層部でも「中島中将」は持て余していたようです。しかし、更迭までは行えなかったというのが「様々な資料を調べると分かります。」
レイプ事件などでも「訴えて、新しい部隊が来たら、ピッタリとなくなった」という証言などもありますから、少なくとも「規律が保たれている部隊もあった」のであり、日本人の残忍性ではなく「個々の人の人間性」が、問題の本質だろうと考えています。
一番重要な点は「皇軍の誇り」という鎖があっても、残虐性をむき出しにする「人間」は一定数は存在し、戦争と言う愚行がそれを引き出すという事実です。
こんな愚かな行為は「どのような理由があっても、二度と行ってはいけない」と認識することでしょう。
「戦争を憎む」と云う事です。戦争は人間の持つ残忍性と云う「もう一つの顔」を引き出す「パンドラの箱」なのです。