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(回答先: 2008.03.17 チベット「騒乱」の背景(リベラル21) 投稿者 gataro 日時 2008 年 3 月 17 日 20:27:54)
>間もなく警官による発砲音が散発的に聞こえ、ゴムが焼けるようなにおいが宿泊施設内にも入ってきた。
ということはゴム弾ですかね?
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「目撃」邦人学生、生々しく語るチベット暴動
(読売新聞 - 03月17日 03:06)
中国チベット自治区ラサで起きた大規模暴動の現場に居合わせ、16日に四川省成都の空港に戻った日本人旅行者が、読売新聞に対し、チベット族が漢族に抱く不満がむき出しになった暴動の生々しい様子を語った。(中国総局)
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「激高したチベット族が漢族を襲うのを間近に見て、自分も襲撃されるのではないかと身震いした」。横浜市在住の大学生の男性(23)は、暴動が起きた14日の様子をこう振り返った。
大学生によると、暴動が起きたのは同日午後2時ごろ。高山病のため、病院で酸素を吸った帰り道、旧市街地を歩いていると、通り沿いの商店が突然次々とシャッターを下ろし始めた。通りの先にはチベット族のデモ隊が見えた。
「危ないから、早く逃げて」。チベット族の女性が叫んだため、近くの宿泊施設に飛び込んだ。間もなく警官による発砲音が散発的に聞こえ、ゴムが焼けるようなにおいが宿泊施設内にも入ってきた。
約3時間後、500メートルほど離れた宿に戻るため外に出た。通りには黒こげになった自転車が転がり、警察車両が横転。チベット族が漢族経営の商店を襲撃していた。
チベット族はコンクリート塊やナイフを手に宝飾店や衣料品店などのシャッターをたたき壊して乱入、物品を略奪していた。商品や看板、店に掲げてあった五星紅旗などに火を放ち、殺気だった雰囲気だった。「こちらが漢族かを見定めようとするチベット族の視線が怖かった。漢族に抱く根深い民族感情を感じた」
別の男性旅行者(24)は、バイクで走る漢族にチベット族が石を投げて倒し、5〜6人が石で何度も殴りつける光景を目撃した。
チベット自治区には、2006年7月にラサと青海省西寧を結ぶ青蔵鉄道が開通し、空前の観光ブームが訪れた。経済的な恩恵は、漢族に比べてチベット族には薄く、不満も高まっていたとされる。
この旅行者によると、14日夜になると装甲車など治安部隊が展開。深夜にはデモ隊の主力がいる通りに向かい、明け方まで激しい銃撃音が聞こえたという。
大学生らは15日夕、韓国大使館が韓国人救出のため警察当局に依頼して手配した警察車両に同乗して市街地を脱出。ラサ空港近くのホテルで1泊し、16日の便で成都に戻った。