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(回答先: チベットで僧侶が大規模デモ、繁華街で火災・中国軍出動か【日経】 投稿者 ワヤクチャ 日時 2008 年 3 月 15 日 21:39:54)
僧侶らに自首呼びかけ チベット公安当局など【朝日】
http://www.asahi.com/international/update/0315/TKY200803150287.html
2008年03月15日22時07分
中国チベット自治区ラサで共産党・政府に対する僧侶や市民の抗議行動が激化し、国営新華社通信が「10人が死亡」と報道、インドにあるチベット亡命政府の報道官が「30人の死亡を確認」と述べるなど、14日から15日にかけ多数の死傷者が出た模様だ。同自治区の公安当局などは15日、デモに加わった僧侶らに自首を呼びかける通告を出した。現地では警備が強化され、外出が制限されており、事態は沈静化に向かっているとみられる。
15日、中国チベット自治区の中心都市ラサの街路には装甲車両が配備され、厳しい警戒態勢が敷かれた=ロイター
当局の通告は、17日中に自首すれば処罰を軽くするとしたほか、他の参加者の摘発に協力すれば処罰を免除。期限を過ぎても自首しない場合は「厳重に処罰する」として切り崩しを図っている。また、参加者をかくまったら厳重に処罰するとしたうえで、逆に参加者を摘発した住民には褒賞を与えるとし、通報を促している。
自治区当局者は15日、「破壊活動はダライ(・ラマ14世)一派が組織的、計画的に策動したと証明する十分な証拠がある」と述べた、と新華社通信が伝えた。
この当局者は「ラサの極めて少数の人間が行った殴打、略奪などの破壊行為が社会秩序を乱し、住民の生命と財産の安全を脅かした」とデモを非難した。
新華社は、10人の死亡が確認され、日本人旅行者3人を含む580人以上が武装警察に保護された、と報道。地元当局者らが「犠牲者はみな罪のない市民で、2人がホテル従業員、2人が商店主」「暴動で外国人の死傷者が出たという報告は受けていない」などと話したと伝えた。「警察は、催涙ガスの使用や威嚇射撃を余儀なくされた」と伝え、発砲の事実も確認した。
これに対し、インド北部ダラムサラにあるチベット亡命政府のトゥプテン・サンペル報道官は15日、朝日新聞に、ラサから寄せられた個別の情報を総合した結果として「ラサで30人の死亡を確認した。約100人との未確認情報もある」と述べた。
また、ラサでのデモを「ダライ・ラマ一派の策動」とする中国政府の見方を「完全に誤りだ。中国の統治下で苦しんできたチベット人たち自身によって起きたものだ」と否定した。
日本政府は、現地在留者、旅行者を含め現地の日本人の無事が確認できたとしている。