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(回答先: 世界的な食糧危機、なすすべのない韓国(上) 投稿者 あっくん 日時 2008 年 3 月 11 日 21:05:58)
http://news.livedoor.com/article/detail/3545340/
世界的な食糧危機、なすすべのない韓国(下)
2008年03月09日16時58分
◆「打つ手がない」
韓国が食糧危機を克服するには、海外で土地を確保して生産し国内に持ち込むか、安定した輸入先を確保するなどの対策を取らなければならない。食糧安保次元での備えを以前から続けてきた日本は、東南アジア・中国・南米など世界各国に1200万ヘクタールの農地を確保している。日本国内の農地面積の3倍に達する規模だ。
しかし韓国の海外農地開拓は非常にわずかだ。10の民間企業や団体がロシア沿海州などに数百から数万ヘクタール規模の農地を所有しているが、食糧不足を解消できる次元の規模ではない。しかし国内での増産も容易ではない。韓国政府の関係者は「率直に言って、現時点で打つべき手はない」と述べた。例えば国際小麦価格が上がったからといって、国内の田畑すべてに小麦を植えよと命令するわけにもいかないし、国際価格よりも高い国産の穀物に補助金を支給することもできないというのだ。
あらかじめ物量を確保するための先物取引も、必要量全体の30%にとどまっている。
◆後手に回る政府の対応
韓国政府の最近の対応にもやはり問題がある。韓国政府は穀物価格が急激に高騰した昨年12月になって初めて、「国際穀物価格上昇対応タスクフォース(特別作業班)」を組織した。そこで出された対策も、飼料価格の引き下げなどの程度にとどまっている。生産や需給拡大に向けた根本的な措置は何一つ見られなかった。
大豆や小麦の生産増大については、今年中に研究を外部に委託するというのが対策のすべてだ。海外に農地を確保して穀物を生産し国内に持ち込むという「海外農業開発フォーラム」も、先月中旬になってやっと発足した。韓国政府の関係者も、「穀物生産と需給に対する備えが本当に遅れている」と嘆いた。
■食糧安全保障とは
国民に必要なだけの十分な食糧を持続的に供給することができる能力をいう。国連食糧農業機関は各国に対し、年間消費量の18‐19%を在庫量として確保するよう促している。
クム・ウォンソプ記者