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(回答先: 研修生及び技能実習生の入国・在留管理に関する指針-法務省入国管理局 投稿者 kaname 日時 2007 年 12 月 28 日 19:12:08)
外国人研修・技能実習制度を利用して入国後、失跡した外国人のうち警察に捜索届が出されていないのは、2006年までの5年間に4628人に上ることがわかった。
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受け入れた企業や団体が通報しないためで、無届けは失跡者の半数を占める。失跡後に、強盗など凶悪事件にかかわるケースもあり、法務省は企業や団体に警察への届け出を徹底するよう指導する。
制度は1993年、日本の技術を学ぶ機会を提供するために導入された。同省によると、02〜06年の5年間に制度を利用した外国人は37万4875人で、このうち9607人が失跡。研修生や実習生は手当が安いため、別の企業で不法に働くなどしていた例が確認されている。
受け入れ企業などから捜索届が出ていれば、全国の警察で情報が共有され、職務質問や事件事故での初動捜査に活用できる。しかし、5年間で届けが出されたのは、全体の52%に当たる4979人分だけだった。
警察庁によると、犯罪に関与する研修生は増加傾向にあり、06年に刑法犯で摘発されたのは前年より27人多い585人。失跡した研修生が凶悪事件にかかわるケースもあり、昨年4月には中国人の男が横浜市のマンションで女性を包丁で刺して現金を強奪。04年に埼玉、千葉両県で歯科医院などから計4300万円相当が奪われた強盗事件でも主犯格は、失跡した中国人の男だった。
受け入れ企業などの順守事項を定めた法務省の運用指針は、研修生らの失跡について、入国管理局に通報するよう求めているが、警察への届け出は明記していない。入管も、失跡者について通報を受けても、警察に情報提供しないケースが大半。同省が26日公表した新しい運用指針でも警察への届け出は盛り込まれておらず、当面は各地方の入管を通じて企業などに警察への届け出を指導する。
同省入国在留課は「受け入れ企業などに、警察にも通報するよう伝えてきたつもりだった。届けないケースがこんなにあるとは思わなかった」と話す。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20071228i301.htm?from=main3