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(回答先: 【レポート】韓国大統領選後も盛り上がり? その後のネット事情と「IQ430」のアノ人 ーマイコミジャーナル 投稿者 桐島夏樹 日時 2007 年 12 月 23 日 06:33:08)
「理念的極端主義者の時代から実用主義的中道路線へ」。今月19日に行なわれた韓国の第17代大統領選挙で、野党ハンナラ党・公認大統領候補の李明博(イ・ミョンバク)氏が圧倒的な得票で次期大統領に当選したことについて、米誌・ニューズウィークは「韓国民が、これまで盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領が見せてきた混乱と派手な修辞の代わりに、現実的な経済成長を選んだ結果」と報じた。
同誌は、02年の大統領選当時に▽サッカーのワールドカップ(W杯)大会▽国内総生産(GDP)成長率7%の達成−−など躍動的だった韓国の姿と、▽5%のレベルに落ち込んだGDP成長率▽青年失業率−−など現在の経済低迷を比較し、韓国民の選択は経済成長を優先視する「実用主義」だった、と結論付けた。
また、今回の選挙について、韓国の民主主義が成熟し、中間階層が主導する米選挙の形に接近している、との見方も示した。同誌は、盧大統領にはなかった李明博氏の「事を推進する能力」に韓国民が注目している、とした。
続いて、李氏が現代(ヒョンデ)建設に入社した後「最も成功したサラリーマン」の神話を実現した点や、ソウル市長時代に清渓川(チョンギェチョン)復元事業と交通難解消政策などの成果をあげた点も紹介し、こうした諸成果が、社会福祉の拡大と社会不平等の緩和などを実現できなかった盧大統領と比べられている、と指摘。
同誌はまた、李氏は、対北政策と教育問題などでもハンナラ党の保守的立場から抜け出して柔軟な態度を取っており、こうした中道路線が「勝利」につながったとした後、「若年層はこれ以上完ぺきな政治家がユートピアを実現させることを夢見ておらず、盧氏を支持していた若年層が李氏へ向かったのはそのためだ」とした。続いて、韓国民が願う本当のリーダシップは問題を引き起こすのではなく、問題を解決することだと付け加えた。
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=94134&servcode=200§code=200