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(回答先: 【韓国大統領選】疑惑あるも李明博氏優位 − CNN (投票が始まった) 投稿者 kaname 日時 2007 年 12 月 19 日 14:08:26)
「大統領選挙より、むしろそれ以後が問題だ」。大統領選挙に全てを集中してきた政界にとって、大統領選挙は終わりでなく新しい始まりである
1日後に迫った大統領選挙以後、政局にはすでに深刻な後日の暴風を予告する兆候が感知されている。
4カ月先に迫った来年の総選挙を控えて、年末と新春政局は政界の離合集散など、政界再編と人的刷新が中心話題に上り、「李明博(イ・ミョンバク)特検」「サムスン特検」という超大型特検捜査の結果により、政局は大きく揺れ動く可能性が高い。
大統領選挙以後、各政党は進路決定と内部整備、ポスト党権闘争の中に引き込まれる公算も大きい。
ハンナラ党が執権する場合には、汎与党圏が過半議席を占めている17代国会体制下でなされる次期政府スタート初期の順調な国政運営の有無も不透明だ。すぐに組閣のため、初代国務総理と閣僚の人事聴聞会が初めての試験台になる展望だ。
こういうすべての変化の要素を左右する重要な基準点中の一つは大統領選挙の成績表だ。勝敗はもちろん、勝ってもどの程度の差で、負けてもどれくらい惜敗するかどうかによって、大統領選挙後の政局の地形は大きく変わってくる。
勝った側は勝ったなりに、負けた側は負けたなりに論功行賞と責任論で、どの程度、苦労するかが決定される可能性が高いためだ。
世論調査公表が許された12日までの結果のとおり「大勢論」を継続し、ハンナラ党の李明博候補が勝利する場合、汎与党圏の「ビッグバン」の可能性があると見る。
大統合民主新党内には求心点が急速に減る可能性があって、来年4月の総選挙を控えて、党内に深刻な分裂が現れるという観測からだ。
この過程で大統領選挙勝利という大義名分のために、ひとつ屋根の下にあった親盧勢力が分裂し、一寸の先も見通せない離合集散を繰り返すこともある。
鄭東泳(チョン・ドンヨン)候補の得票率が20%内外で、期待数値を大きく下回る場合、こういう現象は深刻化する可能性が濃厚だと見られる。
だが鄭候補の得票率が30%台前後ならば、大統領選挙敗北にもかかわらず、汎与党圏は総選挙というまた別の目標のために、不便だが戦略的な同居を継続することもできるという予想が可能だ。
反対にハンナラ党は李明博候補が勝利しても、どの程度の差で勝つかが重要だ。李候補が自身の目標のとおり、過半内外の得票をする場合、今後安定した政局運用の底力を得て、党・政府にわたり確実な掌握力を行使するようになるものと見られる。<連合>
http://www.worldtimes.co.jp/kansok/kan/pol/071219-1.html