★阿修羅♪ > 戦争86 > 817.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
□レバノンの反政府集会10日目入り 強硬姿勢強めるヒズボラ [アルジャジーラ]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2839196/detail
レバノンの反政府集会10日目入り 強硬姿勢強めるヒズボラ
【アルジャジーラ特約10日】レバノンの首都ベイルートで続いている反政府集会は10日で、開始から10日目に突入し、イスラム教シーア派組織ヒズボラはさらに大規模な集会を準備、反シリアのシニオラ現政権を崩壊に追い込む姿勢をみせている。
今回の反政府集会が始まったのは今月1日。同集会を主導する親シリアのヒズボラは、シニオラ首相に対し「挙国一致政権」の樹立に応じるよう圧力をかけ、連日、ベイルート中心部の広場で集会を開いている。
9日にはマロン派「自由愛国運動」の指導者ミシェル・アウン氏が、シニオラ首相の退陣を要求した。
アウン氏はその際、「首相は国家という船をもはや操縦できなくなった。家に戻るべきだ」と主張するとともに、同首相が米国の従属者だと厳しく非難した。
シニオラ現政権を支えているのは、イスラム教スンニ派、ドルーズ派、それにキリスト教系の諸政党。これに対し、反政府派はヒズボラを核にアウン氏の「自由愛国運動」など。
現政権側はヒズボラからの退陣要求を拒否するとともに、今年7月に起きたイスラエルとの戦争では、ヒズボラがクーデターを起こそうとしていると非難していた。
一方、10日付の野党系日刊紙によると、ヒズボラなど野党勢力は週明けの11日から、反政府運動を一段と強化し、労働者らにストに入るよう呼び掛けるという。
ベイルートで取材しているアルジャジーラのアヘルバッラ記者は、「集会参加者たちはシニオラ政権の退陣まで、この集会を続行する構えだ」と伝えた。
今回の反政府集会では、シーア派教徒1人が発砲を受けて死亡、数人が負傷した。これに対し、国軍および警察の治安部隊数千人が出動、不測の事態の発生に警戒を強めている。(翻訳・ベリタ通信=志岐隆司)
2006年12月10日23時09分
▽関連記事
10日に大規模な倒閣集会計画 ヒズボラ指導者が言明 [アルジャジーラ]
http://www.asyura2.com/0610/war86/msg/754.html
投稿者 white 日時 2006 年 12 月 08 日 23:20:58: QYBiAyr6jr5Ac
□反政府勢力、射殺事件で犠牲者の葬儀挙行 抗議デモ隊とベイルート住民が小競り合い [アルジャジーラ]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2818989/detail
反政府勢力、射殺事件で犠牲者の葬儀挙行 抗議デモ隊とベイルート住民が小競り合い
【アルジャジーラ特約5日】ベイルートで抗議デモ隊の1人が射殺された事件で、ヒズボラ主導の反政府勢力が葬儀を挙行、政治的かつ宗派間の緊張が高まっている。
野党勢力は、シニオラ・レバノン首相の退陣を迫った抗議行動の中で射殺されたシーア派信徒の死の責任は政府にあると非難した。
抗議のデモ隊は5日、首都ベイルート中心部での抗議行動の5日目に入り、その横断幕には「政府当局の民兵たちによる殉教」と書かれていた。
一方、シニオラ首相はこの事件での真相究明を命じた。
シーア派出身のアリ・ベッジ国会議員は4日夜、群衆に対して、「私たちはこの葬儀がレバノンの団結のため、レバノンの国民和解統合政府の樹立にためになることを願っています」と演説した。
レバノン軍は、3日に起きた射殺事件が国内を宗派間の暴力に巻き込むことを恐れて、抗議デモ隊が集まっている場所周辺の地区に部隊を増派した。
これまでのところ、デモは平穏だが、周辺地区では住民とデモ参加者の間の衝突が何件も目撃されており、死者1、負傷者1を出した。野党側は、こうした衝突事件があっても、シニオラ政権打倒の計画を捨てないとしている。(翻訳・ベリタ通信=日比野 孟)
2006年12月06日15時38分