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(回答先: ピノチェト元大統領が死去 チリ、冷戦期に軍事独裁(東京新聞)【なんたる不公平! 殺人鬼が天寿を全うするとは!】 投稿者 gataro 日時 2006 年 12 月 11 日 11:03:11)
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200612110002.html から転載。
チリのピノチェト元大統領が死去
2006.12.11
Web posted at: 10:22 JST
- CNN/AP/REUTERS
サンティアゴ──17年間にわたって軍事独裁政権を率いた南米チリのピノチェト元大統領が10日、首都サンティアゴ市内の入院先の陸軍病院で死去した。91歳だった。今月3日から心臓発作で入院していた。
病院前には大勢の支持者らが詰め掛け、国歌を歌うなどして元大統領の死を悼んだ。ただ、多くのチリ国民は圧政を敷いた元大統領の死を歓迎しており、市内中心部の広場は国旗を翻したり、紙吹雪をまいたりする数百人の市民であふれた。
同国中部バルパライソ出身。1973年の軍事クーデターで社会主義者のアジェンデ大統領から政権を奪取し、米国がチリから他の南米各国への共産主義拡大を阻止しようとしていた当時、冷静時代の英雄とみなされた。ただ、中南米諸国の経済成長の基盤を築く一方、左翼勢力を拷問や不当拘束などで過酷に弾圧し、国際社会を震撼させた。こうした弾圧のうちには、米国が秘密裏に支援していた事例も多いとされる。
公式報告書によると、軍政時代の死者と行方不明者は3197人にのぼる。ただ、元大統領は高齢や健康悪化を理由に、人権弾圧をめぐる裁きを免れた。
先月下旬、自身の誕生パーティーの席上で「任期中に起きた全ての出来事について全面的に責任を認める」声明を発表。ただ、人権侵害には言及せず、経済面と政治面でチリの分裂回避を図っていたと釈明した。
軍による葬儀は12日に予定されているが、国葬は行われず、服喪期間も設けられない。