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ブレア英首相がアフガニスタン派遣部隊を慰問 タリバンとの戦闘は激しさ増す一方
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2752356/detail
【アルジャジーラ特約22日】ブレア英首相は20日、アフガニスタンのヘルマンド州を訪れ、英軍兵士たちを慰問した。同首相のアフガニスタン入りは2002年以来、初めて。この後、首相は同日午後、首都カブールでカルザイ・アフガニスタン大統領と会談した。
ブレア英首相はアフガニスタン南部のバッション基地で英将兵約800人に対して、「ここ、人も驚く砂漠にこそ21世紀初頭にあって世界の安全の将来が切り開かれようとしている」と語り掛けた。
英国はアフガニスタンに5000人以上の兵を駐留させているが、この国では今年、タリバンに対する戦闘が2002年のカブール陥落以来で最も激しくなっている。
北大西洋条約機構(NATO)の「国際安全支援軍(ISAF)」司令官である英国のデーヴィッド・リチャーズ将軍は、英軍は挑戦戦争以来、最も血なまぐさい戦争に直面していると語った。
ブレア首相はパキスタンから空路、アフガニスタンに入ったが、パキスタンではムシャラフ同国大統領と会談した。両首脳はパキスタンのイスラム学校の幾つかがその対諜報工作員と軍事要員の補給場所になっているタリバンについて意見を交わした。
ブレア首相はカルザイ大統領との会談の後、パキスタンに戻った。
同首相は合同記者会見で、「今こそ、アフガニスタンが進歩と再開発のために前進し、われわれをこの地に来させ、任務が終了するまでとどまらせる展望を活性化させるためには、アフガニスタンに留まることが必要なのだということに鋭い焦点を当てるにふさわしい時機であります」と述べた。
タリバンに対する支援が再び高まるにつれ、アフガニスタンにおける戦闘は激しさを増し、自殺テロ攻撃が頻繁に採用されている。
アフガニスタン情報当局者は、西側諸国がパキスタンへの圧力を高めないと批判し、自分たちはパキスタン政府のタリバン支援の証拠をずっと示し続けていると主張している。
パキスタン側は、国境地帯の戦士たちを標的として、できることはすべて実行していると主張している。
タリバン勢力の中核である南部に大規模な展開をやり直した後、アフガニスタンにおける英国軍の死傷率はイラクにおける死傷率より高くなっており、6月以降で計36人の英国兵士が死亡した。(翻訳・ベリタ通信=日比野 孟)
2006年11月22日02時11分