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(回答先: レバノン産業相暗殺 反・親シリア派の対立確実 【産経新聞】 投稿者 愚民党 日時 2006 年 11 月 22 日 08:03:22)
レバノン
産業相 殺される
【カイロ=萩文明】ベイルートからの報道によると、レバノンのピエール・ジュマイエル産業相(34)が二十一日、首都北郊のキリスト教徒地区を車で移動中、何者かに銃撃され、収容先の病院で死亡した。
レバノンではイスラム教シーア派民兵組織ヒズボラが倒閣を宣言し、シニオラ首相の親米・反シリア派政権との間で政争が続いている。事件の背後関係は不明だが、ジュマイエル産業相はヒズボラやシリアを批判していただけに、政治危機に拍車が掛かるのは必至だ。
同産業相は、キリスト教マロン派が中心のファランヘ党の所属で、議会多数派の反シリア派勢力の一員。同勢力は事件直前、政治危機の影響で閣僚が暗殺対象となるおそれを警告していた。反シリア派の有力者、ハリリ氏は「シリアが背後にいる」と非難した。
レバノンでは昨年のハリリ元首相暗殺後、反シリア派の政治家や記者の殺害が続いており、シリアか、その影響下にあるとみられるレバノン治安組織の関与の可能性が指摘されている。シリアは関与を否定している。
ヒズボラは倒閣に向けて街頭行動に転じる方針を示しており、反シリア派も対抗する構えで、衝突のおそれが出ている。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/kok/20061122/mng_____kok_____002.shtml