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「エルサレムの平和のために祈れ」 詩 122
本紙の発行は、原則として毎週火曜と金曜です。
=====【今号のポイント】================================
★(12日)アラファト議長の死から2周年
★(13日)収容所跡改装計画に生存者が懸念
★(14日)首相が米国でブッシュ大統領と会談
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2006年11月12日(日)
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*オルマート首相が昨夜、米国に向けて出発。今日はライス国務長官、
明日はブッシュ大統領らとの会談が予定されている。(P,Y,H,7)
*自治政府の連立政権合意は近いと、ハマス関係者。イスラエルのリブ
ニ外相は、穏健な政権の誕生を期待すると語った。(Y,H,7)
*金曜にヘブライ大学スタジアムで同性愛者大会。出席者は3000人
で、警備の警官も3000人。オルマート首相は大会が平穏に終わっ
たと聞き「我々は寛容の精神を学ぶべきだ」と語った。(P,Y,H)
*アラファト議長の死から2周年の記念式典が土曜にラマラで行われた。
昨年よりも多くの人々が集まった。アッバス議長は「アラファト議長
の道から外れず、パレスチナ独立を目指す」と演説。(P,Y,7)
*レバノン政府がヒズボラの権力拡大要求を拒否したため、ヒズボラ閣
僚が辞表を提出。ヒズボラは大規模な騒乱を起こすと脅迫しており、
レバノンの政権が不安定化する恐れがある。(P,Y,H)
*西岸地区の入植地から撤退する考えは変わらないと、オルマート首相
が発言。ただし、パレスチナがテロを放棄することが条件。(P,7)
*大統領がイスラエル抹殺発言を繰り返しているイランが、イランに対
する軍事攻撃の可能性を示唆したスネア副国防相の発言は「違法な脅
迫」だと訴える書簡を国連安保理と国連事務総長に送付。(P,H)
*警察は月曜までテロの厳戒態勢を維持する方針。先週のガザでの砲撃
ミス事件以来、報復テロの危険性が高まっているため。(P,Y,H)
*エジプト警察がガザに通じる武器密輸トンネルを摘発。自宅内に設け
た入口から700m離れたガザの親類宅に続いていたという。(Y)
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2006年11月13日(月)
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*国防軍が7月12日の兵士誘拐事件について検証報告。ヒルシュ司令
官は詳細な誘拐対策作戦書を作成していたが、現場では全く実行され
ていなかった。司令官は辞任。(H,Y,7)
*イスラエルのガザ攻撃を非難する国連の安保理決議に米国が拒否権を
発動。英、日、デンマークなどは棄権し10ヶ国が賛成。(Y,7)
*アウシュビッツ収容所跡の改装計画にホロコースト生存者が懸念を表
明。他の収容所跡は花壇などで美しく飾られ、展示もきれいなため、
ホロコーストの悲劇が実感できないため。(H,Y)
*北部への戦後補償が遅れていると、北部住民が苦情。一部の自治体で
は、税金の支払停止などの抗議運動も始まっている。(P)
*現在、毎月300人となっているエチオピアからの帰還移民を半数に
削減する案が、閣議で否決された。北部での戦費を賄うため、財務省
は帰還移民の制限を目指していた。(P)
*スデロットに対するロケット砲攻撃に、国防軍が反撃。発射台付近に
いた子供1人が死亡し、学童多数が負傷した。パレスチナのテロ組織
は学校からロケット砲の発射を行っているため。(Y,P)
*日本漁船と衝突事故を起こしたジムアジア号の二等航海士に6ヶ月の
刑。しかし、司法取引により1年間の労働奉仕に変更された。(Y)
*イスラエルを擁護したため逮捕されたバングラデシュのジャーナリス
ト、コードリー氏の裁判が開始。死刑の可能性もある。(P)
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2006年11月14日(火)
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*オルマート首相が米国でブッシュ大統領と会談。中東和平は国際会議
ではなく当事者の交渉で進めるべきだとの点で一致。また大統領は、
イランに対する経済制裁を進める考えを示した。(P,Y,H)
*帰還移民を推進しているユダヤ機関のビエルスキ議長が「アメリカの
ユダヤ人に未来は無く、いつかイスラエルに帰還するだろう」と語っ
たため、米国のユダヤ人指導者らが反発。(P)
*先週の苦情申し入れの後、国防軍によるフランス軍に対する「威嚇飛
行」は無くなったと、フランス軍が報告。(H,Y)
*負傷したアルアクサ殉教団のメンバー2人を国防軍が処刑したと人権
団体ベツェレムが告発。家人が隠した武装戦闘員を発見した場合は、
直ちに発砲するのが当然だと国防軍は反論している。(P,Y,H)
*自治政府の新しい実務型テクノクラート内閣の首相を、大学教授のシ
ャビル氏とすることでハマスとファタハが合意。しかしハマス関係者
は「新内閣もイスラエルの存在を認めない」と語った。(P,Y,H)
*国連の委託を受けた20人の識者が、イスラムと西洋文明の衝突に関
する報告書をアナン事務総長に提出。イスラエル−パレスチナ紛争は
文明の衝突の象徴になっていると、報告は指摘している。(P,Y)
*ハリリ元首相暗殺事件を、国際法廷で裁くとの国連提案をレバノン政
府が受け入れへ。この事件はシリアの策略だと見られている。(Y)
*カツァブ大統領は強姦容疑ではなく、少し軽い性的暴行容疑で起訴さ
れる見込み。裁判には長期間かかるもよう。(H)
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[情報源略号表]
P=エルサレム・ポスト http://www.jpost.co.il/
H=ハアレツ http://www.haaretz.com/
7=アルツ7 http://www.israelnationalnews.com/
I=イスラエル・トゥデイ http://www.harvesttime.tv/israel_today/
Y=イディオット・アハロノット http://www.ynetnews.com/
( )内の記号が情報源。メディアにより掲載日が異なる場合もあり。
[転載・引用・再配布について]
教会活動等の非営利目的ならばOKです。ユダヤ人および
各宗教教派に批判的な文脈での引用はしないで下さい。
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発行:「シオンとの架け橋」 http://www.zion-jpn.or.jp/
編集:石井田直二 naoji@zion-jpn.or.jp
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