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中東を陽動として、そちらの盾にアメリカの目をひきつけておいて、極東において矛を使うのがシナの国家戦略です。
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投稿者 TORA 日時 2006 年 10 月 18 日 14:29:02: CP1Vgnax47n1s
 

株式日記と経済展望
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中東を陽動として、そちらの盾にアメリカの目をひきつけて
おいて、極東において矛を使うのがシナの国家戦略です。

2006年10月18日 水曜日

◆国民覚醒の兆候 第一部 歴史的変動 第10話 日本争奪戦 KNブログ
http://kn2006.blog66.fc2.com/blog-entry-72.html

つまり、「不安定の弧」自体がシナの国家戦略の生み出した、アメリカに対する「不確実性の高い脅威」なのであり、それはアメリカからシナを守る盾の役目を果たすのです。

だからアメリカは「不安定の弧」を安定化させる世界戦略を実行して、シナの盾を除去しようとするのです。

しかし、これはある意味ではアメリカはシナの術中に嵌っているとも言えます。アメリカが「不安定の弧」の安定化に縛られているということは、まさに「不安定の弧」がシナの盾としての役割を存分に果たしているということを意味するのです。

アメリカの進出する「不安定の弧」がシナ本土から遠い中東方面であればシナとしてはとりあえず作戦は成功です。アメリカが中東に対処している間にシナは時間が稼げるのです。

その稼いだ時間を使ってシナは何をするのか。

中東は所詮はシナにとっては盾に過ぎないのであり、いずれは消耗して失われる捨て駒、一種の陽動です。もちろんシナの中東への関与は石油利権を求めてという意味合いもあるでしょうが、それに関しては本格的には、もっと長期的に軍事力の増強を経てからのこととシナは考えているでしょう。現時点では、中東を陽動として、そちらの盾にアメリカの目をひきつけておいて、極東において矛を使うのがシナの国家戦略です。

何故、中東は盾で極東は矛なのかというと、中東でいくら支配領域を広げてもシナは超大国にはなれないからです。中東など支配下に収めても、シナが混迷に巻き込まれるだけのことであり、そうしている間に海からアメリカに封じ込められるだけのことです。だいたい中東においてはシナはそれほどの軍事力を現時点では展開できません。

しかし、そうした海に展開するアメリカ軍の戦略拠点である日本列島をもしシナが極東で手中に収めれば、アメリカの世界戦略は崩壊し、シナをユーラシアに封じ込めることも出来なくなり、シナは日本列島を足がかりに太平洋に進出し、またインド洋に展開する米軍もいなくなるので中東にも進出し放題ということになり、シナがアメリカに代わって一気に世界の超大国へとのし上がる可能性もあるのです。もちろんシナは中東とは違って極東においては日本列島を手中に収めるだけの軍事力の展開は可能です。

もちろんロシアやEUとの覇権争いも考えなければならないのですが、それでも日本を拠点としたアメリカに抑えつけられている状況よりはシナにとっては希望の持てる状況なのです。

もちろんアメリカもそんなシナの国家戦略ぐらい分かっていますから、座間に第1軍団の司令部を持ってくるのですし、将来的には第1軍団の戦闘部隊も持ってくるつもりなのです。

つまりアメリカとシナの冷戦の天王山は、日本争奪戦にかかっているということなのです。

アメリカが中東に足をとられている間に日本を獲ればシナの勝ち、日本を獲られなければアメリカが中東を片付けてからシナを追い詰めてアメリカの勝ち、ということになります。そもそも日本をアメリカが押さえている限り、シナもそうそう簡単に中東方面に軍事力を展開できません。だからアメリカにしても中東で勝つためには日本を押さえておく必要があるのです。

結局シナの最終的な狙いは石油利権の確保にあるのですが、シナが中東を押さえるためにはインド洋からペルシャ湾の制海権を押さえなければいけないのです。今、そこの制海権を押さえているのは米海軍であり、その米海軍の拠点が日本なのです。日本をシナが奪えば、インド洋に展開する米海軍も消えます。そうなればシナが中東を押さえることが出来るのです。具体的にはシナが超大国になるとはこういうことなのです。だからシナは超大国になるためには日本を奪うしかないのです。

こういう日本の重要性に対して日本国民が最も鈍感なのです。

シナに日本侵略の意図など無いと思い込んでいる日本国民が多いと思いますが、シナの立場になって考えてみれば、日本を奪わない限りシナには勝ち目は無いのです。逆に日本を奪い取ることが出来ればシナにはバラ色の未来が待っています。だからシナは日夜必死になって日本侵略計画を練っているのです。まともな日本国民なら、それに対応して、必死になって日本防衛計画を練るのが当たり前なのですが、どうも日本人は呑気すぎます。

もちろん、ここ数年のうちにシナが日本に対して大規模侵攻作戦を敢行するなどということはあり得ません。シナの日本に対する戦略は現時点では平和裏に日本を属国化することであり、それを基本に現在作戦を遂行中です。

具体的には、まず最初に、潜水艦とミサイルを増強して日本への圧迫を加えつつ、宣伝扇動活動や政治工作活動によって日本を心理的にシナの属国にするのです。

これは将来の実質的な日本属国化への布石であるのと同時に、これによって台湾を孤立させ、台湾を併合するための戦略でもあります。

もしシナが台湾を奪えば、そこからシナの日本侵攻作戦は本格化するでしょう。台湾の次は確実に沖縄を併合しようとしてくるでしょう。シナが台湾を奪えば極東の軍事バランスは一気に崩れて、日本とシナの間で緊張がピークに達します。

その後は、沖縄の帰属を巡って日本とシナの間で係争が生じることになるでしょう。もちろんシナの言い分には全く理はありませんが、台湾を拠点とした圧倒的な軍事力を盾にして強引な主張や行動をしてくるでしょう。そうなるとシナの侵略に対して日本が沖縄を防衛するために戦争が起きるかもしれません。むしろ、そのようにして戦争でも起こさなければシナが沖縄を実質的に属国化してしまうかもしれません。

シナは、その沖縄を巡る日本との戦争に勝つための準備をしています。一方、日本側にはそういう準備は不足しているように思えます。だから、このままでは日本が負ける可能性は高いです。

そのようにして沖縄を奪われたら、もう日本はシナの属国になるしかなくなります。それでも日本がシナの属国になることを拒んで、日本軍が沖縄におけるシナ軍にとっての脅威であり続けるならば、シナとしては日本本土を戦場としての戦争を決断することになるでしょう。

これは日本にとっては非常に厳しい戦いになりますが、シナにとっても困難な戦いになるでしょう。あるいは、ここで断固として戦う決断をすれば、日本はシナによる属国化を跳ね返すことは出来るかもしれません。

しかし、それによって日本全土は惨憺たる状態になるでしょう。一方、シナはもし敗れたとしてもシナ本土は何も被害は受けませんし、そもそもシナ政府はシナ人民の被害など考慮しません。

ですから、シナ政府はこの日本本土の戦争を躊躇しませんが、日本政府は躊躇するでしょう。だから、やはり沖縄を奪われた時点で日本はシナの属国になるのだと思います。

シナとしては、このように日本を完全に属国化するのに、相当長期的な戦略を練っており、おそらく2010年までに台湾を奪い、2020年までに日本を属国化するつもりなのでしょう。

国家というものは、これぐらいの長期的計画は立てるものです。いや、2020年なんて全然長期的でもなんでもありません。こんなのは普通です。日本だって軍事以外ではこれぐらいの長期的計画は立てています。

ところが日本人は軍事のことになると、もうからっきし駄目で、数年にうちにシナ軍が日本に攻めてこないと判断すれば、もう何もしませんし何も考えません。シナのこうした遠大な計画や、台湾の重要性とその危機的現状など、何も考えようとしません。

そして、この私の言うような「シナの目標は日本を奪うこと」などという予想を絵空事として笑い飛ばすのです。全く愚かというしかありません。こんなことになったのは、全部憲法と教育とメディアのせいです。

日本は、上記のようなシナの戦略を把握したうえで、それを出来るだけ初期段階から封じていく努力をすべきなのです。シナの戦略の達成度が上がれば上がるほど、それを封じていくためには莫大な労力が必要になります。

現時点ならば、少しの投資でシナの計画を阻止できるのです。台湾防衛のために出来るだけのことをすればいいのです。台湾さえ守り続けていれば、いずれシナは自壊します。

しかし、私の警告を無視して台湾を放棄し、沖縄を奪われて、それらを拠点として増強されたシナ軍から日本本土を守るということになれば、台湾防衛とは比較にならない莫大な投資を必要とし、そうしてもなお大きな人的物的被害を覚悟しなければいけない羽目に陥ることでしょう。

もちろん、日本がこのように情けなくても、すぐにシナの計画が成功するというわけではありません。日本だけなら現時点でもシナの属国になっているはずですが、そんなことはアメリカが許しません。シナの主敵はアメリカなのです。但し、日本がいつまでもこのように情けない状態では、日本という足手まといのためにアメリカは敗れることになるでしょう。そして結果的に日本はシナの属国になります。そのような展開を望んでいるのが日本国内のリベラル勢力なのです。

だいたい、アメリカとシナのどっちが勝つのか、どっちが有利なのか、など日本人が考えるだけ無意味です。日本そのものが争奪対象になっているのですし、そもそも日本が味方したほうが勝つのです。

どちらが勝ちそうかなど推測する必要は無く、日本が自らの国益を考えて主体的に判断すればいいのです。

そして、日本の国益という観点で考えれば、アメリカの味方をするほうが国益に適うということはもう何度も述べました。但し、このように日本の国益に適うという意味での「味方をする」というのは、現在のように「邪魔はしない」というレベルのものではありません。「共に戦う」という意味です。

シナの味方をしたほうがいいと言う人は、色々と屁理屈は言いますけど、結局はシナの国益のためにそういう主張をしているだけなのです。これは単にシナ共産党のスパイであって、リベラル派なのです。

また、「どちらの味方もしたくない。戦争に巻き込まれたくない」という意見もあるでしょう。しかし、これは間違った考え方です。

日本列島が重要な拠点であるならば、一旦日本争奪戦を始めれば、アメリカもシナも簡単には退けないでしょう。アメリカ側とシナ側の勢力が拮抗していれば、日本を舞台にして米軍とシナ軍の大激突が起る可能性もあります。そうなれば、まさに日本国民は戦争に巻き込まれてしまうのです。

そういう事態を未然に防ぐためには、現在日本を押さえている米軍に対して、さらに日本が全面的に協力して日本独自の防衛力も動員して日米合同の強力な日本防衛態勢を築いてしまえば、シナは日本に手が出せなくなり、結果的に日本における米軍とシナ軍の激突は回避されて、日本の平和は維持されます。

逆に日本国が総力をあげてシナに協力して米軍を追い出すというシナリオも考えられますが、まずこれで米軍が大人しく引き下がるとはあまり思えません。侵攻してくる敵を追い返すよりも、既に居る米軍を追い出すほうが大変なのです。

また仮に米軍を追い出せたとしても、代わりにやって来るシナ軍によって日本国民が危害を加えられないという保障はありません。シナ軍の特性や反日感情の強さなどを考えても、日本国民が危害を受ける可能性は高いと思われます。

現在日本にいる米軍からは日本国民に対して組織的な危害などは加えられていないのに、わざわざそれを追い出して、そういった側面は不透明なシナ軍を迎え入れるようなリスクを犯すのは、国民保護の観点からあまり得策とは思えません。

また、米軍もシナ軍も入れずに、日本は日本人の手で守る中立国になればいいという意見もあるでしょうが、それは中立国と言えば聞こえはいいですが、そういうのは単なる孤立であって、第二次大戦時の悪夢のような孤立とそう大差はありません。

現在の日米同盟のもとでもそれなりの平和を享受しているのであり、さらに日米同盟を対等化することで世界の中で発言力を増していくことも可能だというのに、そうした可能性も全て捨ててまで孤立を望むというのは、私にはなんと酔狂なことだろうと思うしかないです。

だいたい、日本列島がアメリカとシナの争奪の対象となることが議論の出発点である以上、こうした中立国案というものは、言い換えるとアメリカとシナを同時に敵に回すということであり、それはまさに第二次大戦時と同じ状況の再現に他ならないのであり、これもまた国民保護の観点からはあまりお奨め出来そうにありません。


(私のコメント)
今日アメリカのライス国務長官が来日しますが、日米韓の北朝鮮に対する制裁の段取りについて話し合いがなされるのでしょう。本来ならば韓国が北朝鮮に対する一番の中心となるべき存在なのですが、ノムヒョン政権は信用が出来ず情報が北朝鮮にそのまま漏れてしまう恐れがある。

日本も様々な足かせがあるし、最初からアメリカが何とかしてくれると言った他人任せの国なので頼りにならない。ライス長官は中東問題で手一杯であり体がいくつあっても足らない状態だろう。北朝鮮は中国が押さえ込んでくれるだろうと言う米国の甘い期待は裏切られた。

田中宇氏の見解によればアメリカは中国を地域覇権国家として認めるような記事を書いているが、アメリカの国益から考えてそのような事はアメリカの自殺行為だ。もっとも田中宇氏によればアメリカは自殺したがっているように見えるとも書いているが、アメリカには寄生虫が住み着いて宿主を蝕んでいるようにも見える。

一時期ブッシュがその寄生虫を退治するために立ち上がったかのように見えた時期もあったのですが9・11クーデターでおかしくなってしまった。湾岸戦争でイラクのフセインをおとなしくさせたのに、わざわざ軍事侵攻させたのも寄生虫の仕業であり、それが今ではアメリカにとって禍の元になっている。

アメリカのような超大国が滅びるのは外敵によるものではなく内部崩壊によるものであろう。90年代のソ連の崩壊も内部崩壊によるものであり、アフガン侵攻でアメリカの支援を受けたゲリラ攻撃にソ連軍は苦戦して撤退した。現在はアメリカ軍がイラクで中国やロシアに支援されたゲリラと戦っている。

アメリカ軍をイラクに侵攻させたのはネオコンとイスラエルの連合ですが、イスラエルを攻撃しているハマスを支援しているのがイラクのフセインだったからだ。さらにヒズボラを支援しているのがイランだからイラン攻撃も計画のうちに入っている。このようにイスラエルによってアメリカは中東に引きずり込まれてしまった。これが寄生虫の正体だ。

アメリカを中東の泥沼に引きずり込む事で利益を受ける国は中国だ。アメリカがイラクの泥沼に浸かっている間に中国は極東で着々と手を打っている。北朝鮮がミサイル実験したり核実験しているのも中国やロシアの差し金だ。

NKブログに書かれているように中東が中国にとって「楯」ならば、極東は中国にとって「矛」になる。アメリカが数年以内にイラン攻撃に踏み切れば中国は台湾に打って出るだろう。そのときアメリカには反撃する軍はイラクとイランに釘付けされている。

アメリカに戦略が分かる人物がいれば北朝鮮の核実験を見て即座にイラクから軍を引き上げさせるだろう。北朝鮮が核弾頭を完成させたら韓国、日本、台湾は戦わずして落ちる事になるだろう。日本が中国と北朝鮮の脅威から持ち堪えられればいいのですが、日本には中国と北朝鮮の工作員が大勢送り込まれて、朝鮮総連や創価学会や朝日新聞など協力組織も多い。

2010年頃にはアメリカにもヒラリー・クリントン政権が出来て、極東は危機的状態がくることが予想される。クリントン夫妻は80年代から中国のスパイと関係があり、クリントン大統領は中国と対立するより台湾と日本を中国に譲り渡すだろう。その為には日本は非核三原則を堅持して反戦平和国家でいてくれたほうが都合がいい。

日本が今からすべきことは最悪の状況に備える事ですが、アメリカは寄生虫に侵されクリントン民主党政権が出来て親中反日政権が出来る状況になりつつある。だから単独でも中国の脅威に対抗できる手段を持つ事だ。中国が極東で「矛」を日本に向けているのに、安倍政権は未だに非核三原則を堅持すると言っているが、日本も韓国のように国外脱出を考えた方がいいのだろうか?


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