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放射性物質検出できず CTBT機構の観測網
包括的核実験禁止条約(CTBT)機構(本部ウィーン)は13日夜、北朝鮮の9日の核実験実施発表後も放射性物質が検出されなかったとの分析結果を日本など加盟各国に通知した。日本政府関係者が明らかにした。
核実験の事実を確認するには放射性物質の検出が不可欠で、日本政府として北朝鮮が核実験を実施したと断定するのは一層困難になった。
今後、米、韓国両軍による独自調査で放射性物質が検出される可能性は残っているが、シーファー駐日米大使は13日、米国としても同日時点で確認できていないことを明らかしている。
CTBT機構からの通知によると、機構の下に設置された国際監視制度(IMS)により13日まで実施していた観測調査で、核爆発に起因する放射性物質が検出されなかった。
同機構事務局は北朝鮮の核実験発表について、マグニチュード(M)4(誤差プラスマイナス0・3)としていた地震の規模をM4・1(誤差同0・1)に修正した。外交筋が明らかにした。震源も北緯41・31度、東経129・02度に修正された。同機構はIMSによる観測、分析を今後も続ける。
http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=MNP&PG=STORY&NGID=main&NWID=2006101301000712