★阿修羅♪ > 戦争85 > 124.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
(回答先: 日本では世界一早くイラク戦争を支持した小泉の政治姿勢が問題にもならないのはなぜ? 投稿者 質問です 日時 2006 年 9 月 30 日 16:38:06)
政治権力が判断を誤ったとしてもそれを責めたりはしないという事があります。
間違っても「我々が選んだ代表なのだから我々にも責任がある。」というワケです。
かくて政治権力は無責任な政策を実行できるのです。
イラク攻撃に関しては日本はアメリカに国を守ってもらっているのでアメリカに従わざるを得ないと思っているのではないでしょうか?
結果的に間違った判断だったとしても「あの時従わざるを得ない」と判断したのは「やむを得なかった。」で済ましてしまうのです。
その時の主観を擁護するという傾向です。
9.11についてもアルカイダの犯行説を根拠なしに信じたと思います。
「同時多発テロ」という言葉は先見的判断です。
根拠なしに「テロ」と決め付けているのです。
また、日本人の多くは「マスコミが言っているのだからだいたい間違いないだろう。」などと思うのです。
これも根拠が希薄です。
マスコミがどれだけ多くの間違いを犯し世論を誤誘導するか。
1945年までのマスコミと現在のマスコミが大きく違っているというのも根拠が曖昧です。
マスコミもあくまで金儲けでやっているという事を認識すべきです。
日本では「大概の人がこう考えている」という事に自分も合わそうとする傾向があります。
多数派意見に対する批判は自分が孤立する危険を伴い、孤立する事の恐怖心が強いので「みんなの意見」「世間の意見」と勝手に想像する意見に適応しようとするのです。
マスコミによって容易に誘導される国民性です。
日本人はまだ自分の頭でよく考えているとは思えません。
イラク戦争のような間違いがあったとしてもそれが大変な事だという認識が希薄なのです。
以上は多くの日本人の思考状況について語りました。
もちろん、こういった家畜的思考から脱却した人も大勢います。
この阿修羅掲示板が私の知る範囲では自分の頭で深く考えている人を日本では最も多く集めているサイトだと思います。