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□ロスアラモス研究者宅、薬物捜査中に核関連文書を発見 [CNN]
http://cnn.co.jp/usa/CNN200610250027.html
ロスアラモス研究者宅、薬物捜査中に核関連文書を発見
2006.10.25
Webpostedat: 17:02 JST
- CNN/AP
ワシントン──核開発研究で知られる米ニューメキシコ州ロスアラモス国立研究所の女性研究員宅を麻薬関連で捜査中、同研究所から持ち出されたと見られる、核関連の機密文書が見つかった。米連邦捜査局(FBI)が24日、明らかにした。ロスアラモス研究所では、これまでに数度、機密情報の流出が問題となっている。
警察によると、覚せい剤の一種メタンフェタミンに関与した疑いで逮捕された女性研究員宅を捜査中に、ロスアラモス研究所の文書を発見し、FBIに通報。FBIの捜査の結果、核関連の機密文書が含まれていたという。
FBIは、内容の機密性から、逮捕された女性研究員の氏名や所属、見つかった文書に関する詳細を公表していない。
ロスアラモス研究所は、第二次世界大戦中にマンハッタン計画で原子爆弾の開発を目的として創設された研究機関。軍事研究の中核として兵器開発などを手がけるほか、幅広い科学分野の研究でも知られている。
国を代表する研究機関だが、機密情報の取り扱いではたびたび不祥事が発覚している。1990年代後半に、中国系の研究院が核スパイ疑惑で逮捕、起訴されたが、機密漏えいの事実は立証できなかった。2004年には、核機密が保存してあったというフロッピーディスク2枚の紛失事件が起こったが、調査の結果、ディスクそのものが存在しておらず、紛失騒ぎは誤りだったとされるなど、機密情報の取り扱いに関して、問題点が浮かび上がっている。
現在は、機密情報の流出を防ぐため、情報の保存方法などを見直しているほか、情報を持ち出した場合には禁固刑を科すなどの対応策をとっている。