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(回答先: 日本版ホワイトカラー・イグゼンプション (東京新聞) 投稿者 彗星 日時 2006 年 12 月 06 日 12:31:18)
今の日本で問題になっているのは企業経営者の人権ではない。企業経営者の人間観が問題となっているのである。数字は確かに大事である。言わずもがなである。しかし、身体感覚がある企業経営なのか、身体感覚を全く喪失した経営なのかだろう。身体から出発し、夕張なら夕張の土地で生きていくしかない人々が視野にある経営なのか、最初から数字しかない人間なのかである。
ここまでの労基法破りが通る時に、経営者への人権侵害を気にするのは先回りのしすぎでしょう。そういう心配は、日本がイタリアかスペイン、フランスくらいになってからでいい。日本はまだイタリアやフランスのような段階にはなっていない。完全に蹴散らされている状況で、圧倒的な権力を持つ人間の人権を気にする必要はない。
本当に経営者の人権が気になるくらいになれば、24時間コンビニの営業は7時11時に短縮するだろうし、過労自殺などという報道はないはずだ。安部、石原を倒してやっとスペイン、イタリアに近づくのだ。
60年安保、三池闘争の後は更なる高度経済成長の時代でした。
自民党の黄金時代は佐藤政権の時代と思います。これは8年続きました。この間にベトナム反戦、全共闘、東大闘争、70年安保、沖縄返還反対運動、全軍労、三里塚闘争、あさま山荘事件が起きました。そして、佐藤首相は戦後最長政権の任期を無事に終えたのです。そして、まさにこの時代こそが日本経済の絶頂期だったのだと思います。日本の大企業、日本の商社、日本の受験産業と教育ママ万歳です。
これが労働運動と革新政党、新左翼絶頂期の日本の姿です。
ブルジョアジーは世界に心臓が幾つもあるのだから、ちょっとやそっとでは生存権は奪えませんよ。その遥か前の段階で海外移住するでしょう。
行政がどれだけ切り捨てても、教育、医療、防災、介護、育児等で身体感覚を捨てられない層がいます。海外へ飛躍する経営でも、一地方にある身体感覚から出発し、それを忘れなければ良いのです。
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