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(回答先: 国立病院職員のような公務員を、もっと上の公務員が一方的に削減するのは反対です! 投稿者 パルタ 日時 2006 年 12 月 03 日 17:06:26)
パルタさん、鷹眼乃見物です。
所論に、ご賛同いただきありがとうございます。ただ、ご指摘の「公務員削減の問題」については鷹眼乃見物も同じ考えであることを先ずお伝えしておきます。ここで鷹眼乃見物が意図したのは、データリテラシーにかかわるトリックの典型事例を示すことでしたが、もう少し文脈上での取り扱いの工夫が必要であったと反省しております。
ところで、おっしゃるとおりのことですが、教育・医療・福祉・文化に携わる公務員の数は徒に減らせば良いということにはならないと思います。むしろ、グローバリズムの時代であるからこそ、そのグローバリズムが科学的・地球環境的な観点からして限界が見えていることからすれば、そして、真のグローバリズムとは人間の精神環境の広がりにこそ求めるべきであると思われることからすれば、直接的に“こころ”と“いのち”を取り扱う仕事に携わる公務員の数は、状況次第では、むしろ増やすべき場合もあると思います。
例えば教育のケースを見ると、教員一人当たりの生徒・学生数が多くなればなるほど生徒・学生と教員との間のコミュ二ケーションが十分に取り難くなることは明らかなので、発想を変えて、この比率関係をある程度まで逆転させることでイジメ問題解決のためのヒントを発見する可能性が広がるのではないかと思います。
しかしながら、恐るべきことに、今の日本の現実は何事につけ例外は容認しないという方向へ突き進んでおり、このように当然視されるべき考え方から現実がどんどん離れています。ご指摘のとおり、その大きな原因の一つが「公共意識・市民意識の不在」を日本伝統の(?)「親方日の丸意識・他人事民主主義・官製民主主義」(=お上意識、何でも他人ごと意識)が後押ししていることです。
そして、このような日本国民の弱点を徹底的に悪用したのが、あの「小泉劇場」だったと思います。特に、「2005.9.11衆院解散クーデタ」の罪は重いと思っています。これは明らかに憲法違反です。これは“憲法違反なんか大したことではない!”と小泉が言ってのけたことと同じであり、「日本国民の公共意識の不在」を手玉に取った小泉流の暴政的な国民イジメ方式が日本社会の隅々まで根深く浸透し、その病巣があちらこちらへ転移してしまいました。
昨日、「住基ネット=違憲判決の高裁・裁判長自殺」のニュースに驚かされましたが、考えてみれば、これも“憲法違反なんか大したことではない!”という「2005.9.11衆院解散クーデタ」の延長線上で起こるべくして起こった事件ではないかと思われます。
違憲判決を言い渡した後、わずか3日目の高裁・裁判長の自殺という、この事件のあまりの不自然さから「「公」と結託したマフィアの暗躍が噂される、ロシア・プーチン政権下の連続粛清劇」を連想してしまいました。日本の闇が更に深まった感じがします。とうより、「小泉→安倍禅譲政治」によって、もはや日本はマフィア国家になってしまったのかも知れません。
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