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国立病院職員のような公務員を、もっと上の公務員が一方的に削減するのは反対です!
http://www.asyura2.com/0610/senkyo28/msg/806.html
投稿者 パルタ 日時 2006 年 12 月 03 日 17:06:26: BeExvDE2jO5d2
 

(回答先: [暴政]イジメ社会の真相/議論無用の「アンケート脳」に馴らされた日本人 投稿者 鷹眼乃見物 日時 2006 年 12 月 03 日 07:27:59)

私は、贋眼乃見物さんの見方にほとんど賛成ですが、一つだけ気になる部分があります。教育・医療に関わる公務員の削減は、もっと上の公務員が勝手に決める事ではありません。我々が要求すべきなのは公務員の削減そのものではなく、公務員の削減権なのです。もちろん、市民には悪質な公務員に対するリコール権は持っています。しかし、公務員上層部が市民の意見も無視して勝手に公務員を削減する事は断じて許されない。
求められるのは、公務員の特権の剥奪であり、教育・医療・生活支援などの生殺与奪権の一方的な独占と指示です。
日本はまだまだ民主主義より官主主義が強い。しかし、官僚・大企業・大銀行の三者が高度成長の時代と比べても国民の生活を気にしているようには益々見えなくなってきました。公務員には私達に必要な仕事をしている人もいます。その中でこれは有害だとか不要だと判断するのは納税者である一般市民であって、上層部の都合だけで削減はしてはいけないのです。公務員の削減後、益々特権と権力が公務員の一部に集中する場合もあるでしょう。誰が誰をクビにするのか?公務員は選挙で選べないのです。公務員を選ぶ権利を納税者である一般市民にも与えねばならないのです。
今の政府は公務員を削減したらしたで一方的に行政サービスを下げる一方だと思います。数が減ったら役所に住民の要望が通るとは限らない。
一方的に文部省→教育委員→校長→教員→生徒のラインで指示を与えるのではなく、フィードバックで、常に教育委員は高い給料もらってほとんど仕事がないが必要なのかとか、今の文部省の教育方針でいいのかとか、保護者の意見ももっと反映させねばなりません。やらせ問題一つ取っても、今の政治はあまりにも一方向過ぎて双方向性がない。
結局、日本国民の個人一人ひとりがどれだけ大企業・大銀行・官僚に対して生活基盤の喪失による恐怖に基づく「寄らば大樹の陰」意識から脱却し、強い自己を確立するかでしょう。
細木和子は良い事もいいますが、しょせん贋眼乃見物さんの言われる「東京のまぬけ」の時代志向でしかない。彼女の言っている事にいくら感心しても、この国は前には進まない。国民の前には、もはや頼れる父親ではなくなった大企業・大銀行・官僚がいる。
公務員の削減だけなら、むしろ大企業や大銀行は税金を払いたくないからいくらでもやりたいのです。その権力すら彼らから奪わないと、この国は前には進まない。数の削減以上に、予算配分権と金が官僚の一部に集中し、国民の生死を左右している役所の構造を変えていく。やり手の知事や市長のトップダウンよりも、もっと地域住民の合意で、ここのサービスをもっとやって欲しい、仕事をしていく上でこういう点が困る、こんな工事は金の無駄遣いだからいらない、そういう声をしっかりと汲み取る事が大事なのです。トップダウン方式のやり手は、やり手であるが故に腐敗する危険性も高いから、尚更住民参加は必要なのです。役所にたった一人しかいなくても、それが単なる市長のイエスマンであって、全く住民の方を向いていない閉鎖的な人間なら、それは悪い事です。行政の長や官庁上層部が彼が解雇する権利があるだけで解雇される恐れがないとか、生活支援を受ける恐れがない状態の場合、どれだけ住民の立場に立とうと思っても、立ち切れるものではないでしょう。痛みを伴う改革がどれだけ自分自身に跳ね返るかというと、政官財・マスコミの上層部には全く跳ね返らないのです。マスコミ関係者はスポンサーの支援で、どれだけ教育・医療支援が削減されても食える立場にあるのです。官僚主導だと、削減されると保育所・介護施設等生活に困る部分が削られ、やらずぼったくりな事業が温存される可能性がある。
どんな有能なトップに対しても、自分の住民の思いが伝わらなければ意味がない。一人の英雄による指導より、全ての住民の英雄的な動きが大事なのだと思います。
日本人はもっと英雄の心を疑う強い自己を持つべきだと思います。英雄は恐ろしい死神かも知れないのですから。

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