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http://blog.goo.ne.jp/hosakanobuto/e/2cd62d38a10277fc5048d9d2ffda7744より転載。
内閣不信任案提出するも、参議院本会議で教育基本法成立
教育基本法 / 2006年12月15日
昨年の9月に行われた「郵政解散・総選挙」で「国会を面白くする」と宣言して活動を再起動して1年3カ月。とたんに05年特別国会で共謀罪と格闘し、今年の通常国会では本格的な共謀罪制定騒動とキリキリ舞いし、強行採決未遂の後には教育基本法の徹底審議に向き合った。9月に発足した安倍政権下の国会でも、 11月以降の総力をあげて教育基本法の連日審議に入り、同時に鎌首をもたげてきた共謀罪の審議入りと対決する二面作戦を強いられた。
残念ながら、教育基本法は参議院本会議で可決・成立した。何とか成立を阻止しようと社民党は国民新党・共産党とともに消極的だった民主党をつきあげ、昨夜の幹事長・書記局長会談で「安倍内閣不信任案」の提出を決めた。朝、9時に衆議院で提出された内閣不信任案は、全国会を一時凍結した。与党は、4日間の会期延長を決めた。そして、1時から始まった衆議院本会議では、民主党の菅直人代表代行が1時間にわたる趣旨弁明を行い、徹底的に安倍政権を批判した。私も、社民党を代表して賛成討論に立った。11時30分から1時間で原稿を作り、本会議場に入ったので必ずしも十分なものではなかったが、「タウンミーティング」批判に多くの時間を費やした。その間、与党席から野次ひとつ飛ばなかったのが印象的だった。
こうして3時間に及ぶ不信任案攻防を行って、議員会館に戻って院内テレビを見ると、すでに参議院本会議が高速道路を疾走するように教育基本法の審議まで到達している。民主党の反対討論などアッと言う間に終わってしまった。さらに、社民党・共産党は参議院本会議での議案として「安倍晋三総理大臣への問責決議案」を
提出したが、民主党は「伊吹文明文部科学大臣への問責決議案」のみにしたいとの姿勢を変えずに、「総理問責」は棚上げされてしまった。その結果、参議院本会議は午後6時には終了してしまうというのだから、唖然とする。
衆議院は巨大与党、参議院は与野党僅差である。「闘う野党」をめざして、より強固な結束をめざすには、野党第一党が迫力と気概を持つ必要がある。午後6時を待たずして参議院本会議は議案をすべて処理し終了してしまった。なぜ参議院民主党が、「安倍総理問責決議案」に賛同しないのか理解に苦しむが、衆議院での4野党が内閣不信任案を提出した意義は大きい。「11人の自民復党」で議席が移動した
私は国民新党の亀井久興幹事長と隣同士になった。3時間に及んだ衆議院本会議で、発足して2カ月半の安倍内閣が不信任を言い渡された打撃は、一部の消極論者が言うような「信任を与え内閣を利するだけ」ではない。表決は、あらかじめ分かっていても、野党の意志を示すのが内閣不信任案なのだ。この国会は、事実上終了した。衆議院は、19日火曜日に各委員会の閉会手続きと本会議が開催されて閉会する。
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【heart】
国会の会期が数日延長されましたが、この延長期間を与党が悪用しないか、心配です。
共謀罪を強行採決しちゃうとか。どうなんでしょう。
誰かわかる方がいらっしゃったら教えてください。
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