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我ら言葉のほかに失うものなし
天木・筆坂熱血インターネット対談
2006/12/15(Fri)
国会運営そのものが「やらせ」ではないのか(天木)
国会運営そのものが「やらせ」ではないのか
天木直人
教育改革に関するタウンミーテイングの「やらせ質問」騒動は、政府の調査報告書が13日中にも発表され、安倍総理が「私の責任を含め、けじめをつけなければならない」と述べたことで幕引きされようとしている。しかしその同じ日の各紙に、司法制度改革に関するタウンミーテイングでも同様のやらせがあったと報じられた。
私は国会議員として政治の裏側を見てきたに違いない筆坂さんにお聞きしたい。この国の国会運営そのものが壮大な「やらせ」なのではないかと。
重要法案を通す際に必ず行われるものに、国会における参考人意見の聴取と地方公聴会というのがある。これが終わると国会における法案審議がほぼ終わることになる。これなども「やらせ」ではないか。与野党の意見を代弁するような有識者の意見をいくら聞いてみたところで法案成立の流れはまったく変わらない。地方公聴会でいくら意見を言わせ、それを参考にすると言ってみても、法案が大きく変更されたり、廃案になったためしはない。いずれも「十分審議は尽くした」、「さまざまな意見を参考にして取り入れた」ということ言うためのアリバイづくりなのである。こんな芝居に政治家や官僚の時間と血税が公然と使われてきたのである。
さらにいえばいわゆる「国対政治」の名の下に。自民党と旧社会党の談合政治があった。これについては55体制の崩壊とともにさまざまな機会でノスタルジックに語られてきたところであるが、最近では小沢一朗がその近著の中で、明確に旧社会党は自民党と手を結んでいたことを書いている。
要するに日本の国会運営は「やらせ」の積み重ねで運用されてきたのだ。その嘘に敢然と挑戦してきたのが日本共産党ただ一人であると私は信じたい。どうでしょう筆坂さん、それとも日本共産党も私の期待を裏切って自民党と取引をしたことがあったのですか?
http://www.tembosha.com/kd_diary/kd_diary.cgi?20061215
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